この本はずっと家にあったのですが、ぱらぱら読んだことがあるだけだったので、しっかり読んでみました。
書き出しから、ちょっと「おお」と思いました。
別の箇所では、こう言い換えています。
ちなみに、この本を以前はぱらぱら読んだだけで放っておいたのは、この本で勧めている玄米菜食に抵抗があったからです。当時、まさに玄米菜食をしている同僚がいたのですが、その人がかなり性格に難ありだったので。何せ、「白米と書いて『かす(粕)』なんだから、白米なんてカスよね~」などと言う人だったのです。加えて、あまり健康的に見えない上、後に大きな病気もしたので、玄米菜食には問題があるのではと思っていました。
そうしたら、まさにそういう人のことが書かれていました。
同僚は「きつく真黒な顔になりコリコリ」というのとは違いましたが、百合子さんは「これでなけれなダメ」というタイプの人ではないと分かったので、読みすすめる気になりました。
「穴のあいた胃をふさぐ力とな」るかはともかく、噛むことの大切さを改めて感じます。ここ半年ほど、自分がよく噛まずに食事をしている自覚があったのですが、このお正月に胃腸を壊したのを機に、意識的によく噛むようにしたら、改善に向かいましたし。
この後、玄米と一緒に梅干しを食べると、更に老廃物を排泄しやすいこと、玄米には自律神経を調整する成分も含まれることが述べられています。
玄米が無理なら、白米に雑穀を混ぜるのでも良い、と書かれているのですが、我が家はもう10年以上、まさに白米に雑穀を混ぜて食べています。
もちろん、何でも参考になるかというと、違います。
そんなサツマイモの食べ方、嫌だなぁ。
上にのびるものが陰性というのは、感覚と違うので、面白いです。
食物になってからも、植物や動物が生きていた間と同じだということですね。
これにはちょっと考えさせられました。
上記のとおりお正月に胃腸を壊したので、思い当たる節大ありでした。もともと胃腸が疲れ気味だったところ、ちょっとストレスがかかることがあり、なのに少々無理をして普通に食べていたら、てきめんに壊しました。
しかし百合子さん、玄米ご飯にすりごまをかけることを奨励するのは良いのですが、通常で大さじ一杯、ぜんそくの人の体質改善には「必ず大さじ二、三杯」(p.200)って、多すぎな気が……。ごまがのどに張り付いて、余計に咳が出そう。とはいえ炒った自然塩をまぜたすりごまのふりかけ、美味しそうですね。
取り入れられそうなものだけ、取り入れてみようと思います。
見出し画像には「みんなのフォトギャラリー」から、百合子さん推奨の、玄米ご飯にゴマをかけた写真をお借りいたしました。