ほうれん草のごまよごし | おばあちゃんの手料理レシピ
昨日ドキドキハラハラしながら公開した初投稿に、どなた様か徳高きお方が♡をくださり、昨日より心に勇気の武装をすることができたので、続いてもう一品投稿したいと思います。
♡をくださったお二方、ありがとうございました。本当に嬉しかったです。
さて。
おいしい料理は食べる時だけでなく、つくる時もおいしいのだと思います。
作る人しか味わえない、作っている最中にのみ楽しめる五感の喜びがあると、このほうれん草のごまよごしから学びました。
我が家のこれぞおばあちゃんの味。食べるだけで昔の記憶が蘇る、思い出の味です。
すり鉢を使って、胡麻をごりごりごりごり摺る際にかおる香ばしい匂いは、ちょっとした感動を覚えますし、これこそまさに料理人だけが楽しめる特権だと思うのです。
小さい頃、すり鉢で胡麻をするところだけお手伝いでやらせてもらっていた記憶があります。当時はごりごり摺る感覚が楽しかったことの方が印象深かったけれど、最近になってこの味を再現しようと久々に摺った胡麻の香りはあまりに芳醇で衝撃を受けました。
今どき、ご家庭にすり鉢なんてないと思うけれど・・・もし何処かから手に入るようなら是非このごまよごしを試していただきたいです。
昨今の時短、手間要らずのお料理も私は大好きですが、
たまには、手間をかけたいとつい思ってしまう、手間さえおいしい昔ながらの手料理も楽しみたいものです。特に、ほうれん草がおいしい今ぐらいは。
材料・・・
ほうれん草 1ワ(1束)※
和え衣
いりごま 大さじ2
砂糖 大さじ半
しょうゆ 小さじ1
酒 大さじ半
だし 大さじ1
いりごま 少々
※ほうれん草の代わりに、同じく旬の小松菜でも美味しくつくれます。
作り方・・・
① いりごまを、すり鉢でよくする。砂糖を加えさらにすり混ぜたものをボウルに移し、その他の和え衣と合わせる。
② なべに塩少々を加えた熱湯を沸かし、ほうれん草をさっと茹でる。水にとって水気をきり、食べよい長さに切る。
③ ❶に❷を入れ和え、いりごまをちょっと振って完成!
すり鉢をAmazonで見てみたら、1000円〜2000円程度ですり鉢とすりこぎが売ってるのですね。
今風のおしゃれなものから、昔ながらのもの(我が家はこっち)とたくさん種類があって、見ているだけでも楽しいですね。
何度もしつこいけれど、本当に、すり鉢の胡麻は至福です。
もしお試しいただけたら嬉しいです。
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