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ボン🇩🇪ひとり散歩✨

今から丁度9年程前の画像になります。ベルギーに住んでいました頃、お隣の国、ドイツのボンをふらりお散歩した時の画像をアルバムのように此方に纏めます😊

以前はドイツのケルンふらりお散歩記事をUP致しました。

ボンへは急な仕事で出かけたのですが、ケルンやデュッセルドフ(いつかデュッセルドルフひとり散歩も記事にしたいです)程の賑やかさはありませんけれども、とても穏やかでのんびりとした、落ち着きある素敵な町でした。 夜10時過ぎに暗くなっても女性のひとり歩きを多く見かけましたし、酔っ払って大声で騒ぐ人も見ませんでした。

画像は↓ライン川。ボンは旧西ドイツの首都&ライン川に沿って開けた古都なのだそうです。

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広々としたライン川を長いことじっと眺めているのは私ひとりだけ。皆、足早に橋を渡り、足を止め川にカメラを向ける人は誰もいません(笑)

ライン川を離れ、街の中心部へ歩き始めました。

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マルクト広場が見えてきました。

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こちら↓が市庁舎。

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市庁舎の前には何故か人が大勢いて、拍手が聞こえてきました。何をやっているのかしらと思いキョロキョロ辺りの様子を見ていましたら、

「今日は5月10日でしょう。本が焼かれた日なのよ。」

と、親切な女性が足元を見ながら教えてくださいました。足元を見ますと、あちこちに本とその著者の名前が記されていました。

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このような感じで何冊も。

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ナチス・ドイツの焚書@ナチズムの思想に合わないとされた書物が、ナチス・ドイツによって儀式的に焼き払われた日だったのですね。
詳細はウィキにて。

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マルクト広場を後に少し歩いて行くとボン大学↓が見えてきました。

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その先を行くと、ミュンスター広場が見えてきます。広場南側にはミュンスター教会が↓ドーンと構えています。

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ロマネスク建築様式からゴシックに移る過渡期の最高傑作といわれる教会とのこと。11世紀に創建され、以降続々増築され、特に12世紀に建てられた八角形の尖塔はアルプス以北では随一の美しさといわれるそうです。

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教会内も勿論、とても美しかったです✨

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美しいミュンスター教会を出ますと、すぐ目に入ってきますのが、ミュンスター広場に立つベートーヴェンの像。

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ボンはベートーヴェンのふるさと、生まれた町なのですよね。至る所でベートーヴェン の名前やグッズを見かけました。

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ミュンスター広場から少し歩きますと

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ベートーヴェンの生家がありました。ベートーヴェン(1770~1827)はこの家で生まれ、22歳でウィーンへ活動の場を移すまで住んでいたそう。

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生家内部は記念館となっていましたが、残念ながら撮影禁止でした。ベートーヴェンが使用した楽器や直筆の楽譜、補聴器、家具等が色々と展示され、3階の生誕の部屋には大理石の胸像だけが置かれていました。

ベートーヴェンは、ハイドンやモーツァルトと並び「ウィーン古典派」を代表する言わずと知れた音楽家。
ボンに生まれたベートーヴェンは、宮廷の音楽家であった父のもとで,音楽家となる為の教育を受けて育ったそうです。22歳になりウィーンへ行き、ピアニスト、作曲家として注目を集めるようになるのですね。
この頃の音楽家の殆どは、宮廷や教会に雇われ働いていたようですが、ベートーヴェンはウィーンで独立した音楽家として生きる道を選んだそうです。20代の終わり頃からは,ご存知のように耳が聞こえ辛くなってしまい、たいへんな苦境に立たされてしまいますが、しかしついにはその困難に打ち勝ち、有名な交響曲第5番「運命」をはじめとする数々の大作を生み出して行きました。

こちらは↓記念館ショップで求めました、ベートーヴェンベアちゃん。

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ドイツと言えば、バウムクーヘンですが、ケルンでもデュッセルドルフでも、残念ながらバウムクーヘンを見る事がなかったのですけど、幸運にもボンで出逢う事ができました♪

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9年前に丁度100周年を迎えたというこちらのお菓子屋さん、バウムクーヘンがとてもとても美味しいのです♪

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ベートーベンのお菓子やケーキもありました。

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こちら↓がバウムクーヘン☆ 吃驚するほど美味しいです♪

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表面に施されたフォンダンに爽やかな柑橘系がプラスされた程良い甘酸っぱさが後を引き、焼き重ねた生地はしっとりふわふわ、いくらでもお腹に入ってしまいます。 素朴な美味しさがとっても魅力的な本場のバウムクーヘンです。家族へお土産に求めましたら皆、大喜びであっという間に消えてしまいました。

暗くなりました頃にはライン川の夜景を見に再び橋へ戻りました。

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翌朝は再びマルクト広場へ出かけ、お野菜やお花などの市を見に行きました。

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あちこちで目にしましたのは5月が旬のホワイトアスパラガス!ベルギーも5月になるとマルシェやスーパー等ではホワイトアスパラガスが所狭しと並んでいますが、ドイツも負けていません。

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安価と新鮮さを大声でアピールするお店の方の声が今でも耳に残っています。イチゴを求めましたらとっても甘くて美味しかったです♪
(ボンはデュッセルドルフやケルン程、英語が通じませんでしたが、御蔭でマルシェやデパート等での身ぶり手ぶりななんちゃってドイツ語にちょっと自信がつきました。)

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広場で軽めのランチをいただき

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タクシーが皆ベンツということに驚きながら(さすがドイツ!ドイツのタクシーといえばベンツが多かったです。ゴミ収集車もベンツだったような。)

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向かいましたのはガレリア・カウフホーフというデパート。ドイツではメジャーなデパートのようで、デュッセルドルフでも見かけましたが、このデパートへは娘から頼まれていた品を求めに。

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娘がドイツ人の友達の家に遊びに出かけた際、可愛いぬいぐるみを見てすっかり気に入ってしまったそうで、それはこの、ガレリア・カウフホーフのオリジナルブランドのBob der Barシリーズという事がわかり、ベルギーからは残念ながらネット販売では手に入らないとのこと。

娘のお目当てのまんまるで可愛らしいキツネさん、見つけましたがとっても大きくて吃驚!32cmって結構大きいのですね😅
ネットショップ同様セールでお買い得ではありましたが、大きな荷物となりました(笑)
「これよ、これこれ!!!わぁ!やっぱり可愛い~。ありがとう!!!」 と、娘は大喜びでした😊

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無類のベアマニアな私はシュタイフのセールの誘惑に負けました。可愛いシュタイフベアを眺めていると、お店の方が可愛い白いベアちゃんを取り出し私に見せながら「Last one, Very nice, Hand made🧸」の3フレーズを何度も何度も呪文のように繰り返されました🌀 気づけばふらふらレジへ🧸✨
此方↓がお店の方一推しだった白いシュタイフベアちゃんです。
白ベアちゃんを見る度「ラァーストワン、ヴェーリナイス、ハァーンドメイド🧸」と何度も繰り返していたお店の方を思い出します。
ベアといえば、フランクフルト空港から帰国の際の、家族も呆れた大変恥ずかしいエピソードもそのうちお話させて頂きます💧

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シュタイフで随分長居してしまい、時計を見ると夕方を過ぎている事に気づき、慌ててブリュッセルへと車を走らせました。

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ボンもとても素敵で興味深い町でした😊

今後もこんな風にヨーロッパふらり気まぐれお散歩記事をアルバムのように纏めたいと思います💖

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