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恥ずかしげもなく愛について語ろう〜第17回「女を上げる英会話」田村明子


「好かれる人、愛される人、品のいい人はこう話す」

こんなサブタイトルの本。
とても気になる方は多くおられるのではないでしょうか。

これは、かの有名な恋愛指南本「ルールズ」の翻訳者の田村明子さんの著書です。


目指すべきは、「Classy lady(品格のある女性)」ということで、
単なる英語の勉強だけではなく、自分の未来をイメージしながら
ワクワクしてこの本を何度も読み返したものです。


今回、あらためて読み返してみて、それ以上に問題提起したいなと思うことがありました。

私たち日本人に最も足りないものは、英文法や英単語の知識などではなく、
英語を使いこなすためのソーシャルスキル/社交術だと常々感じていました。

・挨拶は笑顔でする、
・店員さんに声をかけられたら、返事をする

こういう基本的なことから、人と関わろうとする姿勢のようなものが薄い・・・
確かにこのような調子ですと、上手に人間関係を築きにくいですね。


例えば、英語を話すという状況の時、こんなことありませんか?

●レストランで店員さんに
「How are you this morning?」
と聞かれて、

「Good! How are you?」だけでも全然OKですよね。

でも、英語がわかんないし、何言っていいいかわかんない・・・
と思って、下を向いてしまう・・・

そんなことありませんか?


●お店に行って、試着したが、やはり買わないという場合。

「Thank you」と感謝を伝えるだけでもOKですよね。


もし、店員さんに、
「How was it?(いかがでしたか?)」と聞かれた場合は、

「Oh,it wasn’t my style」とか「It did’t look like me」(私っぽくなかったわ)

こんな感じで、何かを言えるとか反応できるといいですよね。


ところが、うつむいて、何も言わずにいてしまうとか。

そんなことありませんか?


せめて相手をしっかりみて、「コミュニケーションをしたい意思はあるよ」
そういう意思表示をする意識づけが、英会話以前に大事と言われるのです。


実は英語を話すシーンではなくても、
「それってこういうこと?」
という些細な質問ができなかったり、

「え?いまの言葉ちょっと傷ついたわ〜」
というように、自分の気持ちや違和感を表現できなくて
もどかしく思っている・・・なんて人、かなりいるのではないでしょうか?


どうしても、ま、いいかと些細なことだからと、
言いたいことを言えずに流してしまう・・・

なんと言っていいかわからなくて、
モヤモヤしたまま流してしまう・・・


私が普段接しているのも、
”性格の良いとってもいい人たち”でもあるから、
「自分がちょっと我慢すればいいか・・・と押さえ込んでしまいます」
こういうお悩みを持っている方が結構多いのです。


私は今、将来のパートナーを探したいと婚活されている方に
「2人の関係を深めるためのコミュニケーション講座」
をさせていただく中で、
自分の気持ちやこうしてほしいなという意思を表現する大切さを、何かあるごとにお伝えしています。


その中で、思わず自分の思いや希望を表現せずに我慢する習慣がついてしまっているのだなと
問題意識を感じていたのです。

そこで私なりのちょっとした解決策は
英会話を学ぶ中で、英語を日常で使いこなすためのソーシャルスキルを同時に学ぶことで、
日本語でのコミュニケーションでも、自分の意見や気持ちを表現しやすくなるのではないかな?

ということなのです。



多様なバックグラウンドを持って、様々な価値観を持つ人と会話し、
関係を深めていくという過程で


「自分の気持ちや意見を言えること」は対等に付き合う上では必須条件となります。

そして、同時に自分の気持ちをきちんと相手に伝えられることは、
本当に癒しになり、ストレスを溜めない、精神衛生上とても大事なこと
で、自分を大事にする行為だとも思うからです。


是非とものびのびと、しなやかに
自分を表現していける人が増えるといいなというのが私の願いです。


英語の勉強というよりも、日本人特有の習慣についてのお話でしたね。

それでは今宵はこの辺で・・・

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<記事を書いた人>

クレーン 美幸(Miyuki Crane)

・結婚したい人のコミュニティー マッチモア アカデミー校長・クレーン式コミュニケーションスクール主宰
神戸・東京の企業にて人事採用・教育研修業務に長年従事、2006年にイギリス系日本人男性と結婚。現在結婚14年目。
大学卒業後、神戸のアパレル企業、東京の教育人事制度コンサル、英会話教室など大手企業等に勤務。人事・教育研修、マーケティング、広報などの仕事に従事。

7年間結婚相談所を運営し、会員のほとんどが約6ヶ月の婚活期間での成婚を出してきた。
「大学中退の人は嫌です」「転職が多い人は嫌です」「ご両親が離婚している方は避けたいです」「年収が●●万円以上でないと嫌です」というような、その人の本質を見るよりも、条件での結婚相手選びの環境提供をしていることに違和感を感じたことで「条件ではなく、その人の価値観や本質を見ていく婚活」を勧めたいと決意。
新しい時代にあわせて、令和スタイルに恋愛観をアップデートした結婚の新しい価値観をつくっていくことを目的に、結婚したい人の結婚コミュニティーを運営中。


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