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私が人種差別を受けた日のこと@アフリカ・ジンバブエ共和国

あの日、白人の男性に怒鳴りつけられた。
とても険しい顔つきで、私をにらみつける目は鋭かった。
両手で追い払うしぐさをされた、まるで野良犬を追い払うように。
今まで出会ったことのないタイプの人間だと思った。

理由は「私が白人ではない」、ただそれだけのことだった。

30年以上たつというのに、いまだに「許せない思い出」として残っている。しかし許せないのは、その白人男性だけではなかった。

私の中にも「人を差別する」という醜い気持ちがあることに気づいてしまった。


今から書くことは、人種差別を受けた「許せない思い出」から始まるが、私が持っていた「人を差別する」という気持ちについて書いてみようと思う。


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これまでnoteに投稿する内容は「明るく楽しく!」を心がけてきました。
暗い話を書いても、最後は前向きな気持ちに変換して終えました。

けれど、ここは🌈定期購読マガジン『虹色通り』🌈
今日は自分に正直になって、書かせていただきます。
お付き合いをいただければ嬉しいです。

noteの街の小さな商店街🌈『虹色通り』へようこそ!

noteの街の小さな商店街『虹色通り』
現在のメンバーは、リコなちこゆずやなぎだ けいこららみぃたん・はられ。

それぞれの色がキラキラと虹のように輝く商店街。
わたしたちは、それぞれの書きたいことを、『虹色通り』に丁寧に並べていきたいと思っています🌈

このマガジンを書く理由は様々です。
メンバーたちのなかには、決して多くの人に読んでほしいわけではなく、本当に読みたいと思ってくれる人に読んでほしいという気持ちで、勇気を振り絞って書いているメンバーもいます
そういう胸の内を書いて、わたしたちの好きな書くことによって心を癒したり受け止めていきたいと思っているからです。

リコさんの記事より

金額は250円/月
6人が交代で、毎週金曜日に更新しています。

この定期購読マガジンは、
単品購入も可能ですが、単品はマガジン価格よりお高くなりますので、ぜひマガジンから『虹色通り』にお立ち寄りください。
また、購読開始前の記事は読めないそうです。過去の記事も読みたいと思ってくださった場合は、今のところ単品購入しかないそうです😭
noteの特性上ということでご理解ください。

『虹色通り』のご紹介



それでは 🌈定期購読マガジン『虹色通り』🌈  開店です!


「はられ」という私のエディター名は、ジンバブエ共和国の首都ハラレからきている。
今から30年近く前、夫の赴任に帯同して2年と1ヵ月住んだ街。
ハラレは町ではなくて、街だった。
高層ビルや五つ星ホテルが立ち並んだ近代的な街。
イングリッシュガーデンがあちこちにあり、自然豊かな美しい街でもあった。

上のアイキャッチ写真は、ハラレで知り合った友人たちを我が家に招いたときの一枚。長身の男性は、ジンバブエで生まれ育った白人のジンバブエ人。長い間、イギリスの植民地だったため、彼のように先祖がイギリスからやってきたという白人のジンバブエ人は、当時多かった。

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ある日、親しくしていたエミリー(仮名)の家へ遊びに行った。彼女は当時25歳のイギリス人。両親の家を出て、ハラレの郊外で恋人と暮らしていた。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました m(__)m あなたの大切な時間を私の記事を読むために使ってくださったこと、本当に嬉しく有難く思っています。 また読んでいただけるように書き続けたいと思います。