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5年後の私に向けて、走り出す。-ほんとの気持ちと夢の話-

へっぽこでぽんこつな私が夢を叶えたら、なりたい自分になれたら、世界はどんなふうに見えるだろうーー?

ふと、そんなふうに思ったことが、今を見直したいと思うきっかけだった。

今までもnoteには山ほど書いているけれど、自分のことを「世界一ぽんこつでダメな存在」だと思っている。

心のどこかで「何か出来るはずだ」「何かになれるはずだ」と思うことがあっても、自分の気持ちに見て見ぬふりをしていた。 「ふつうの生活ができればそれで十分」と、自分に言い聞かせてきている。

そろそろ現実を見よう、あきらめよう。何度もそう思って、ひとりでもこの先を生きられるよう、穏やかに生きていくための計画を立てようと思っていた。

なのに、前を走ってキラキラしている同年代を目にするたび、いつもふつふつした思いが芽生える。

「こんな素敵な生き方をしている人たちがいるのなら、私だってもう少しなんとかなるんじゃない……?」


塩谷舞さんの文章を見たのは、そんな事を考え始めたそんなときだった。
そこに書かれていたのは、「30から35歳までの目標」。いつどこに住んでいるだとか、どういう生活をしているだとか。

30代の目標を立てていること自体に驚いた。

私は昔から、20代までしか想像していなかった。だから「20代のうちに」が達成できないたびに幸せじゃないと思っていたし、その先を生きる意味なんてないと思っていた。

2019年の目標、令和の目標をあげてみても、「これが出来たら楽しいかもしれない。でももう手遅れなんだろうな。この年齢で何も持っていないし」とむなしさを抱えることばかりだった。

5年後は今の生活の延長だけど、このまま過ごしているだけだったら5年後には目標に届かないかもしれない。どれほどの難易度かは分からないけれども、塩谷さんのようなキラキラしている人でも、道しるべを作っていたなんて。


私はとにかく影響されやすい。
素敵な考えに触れるたびにもっともっと知りたいと思うし、同じ物が見たいと思う。
誰にでもできないことだと分かっていながら、いろんな人の考えに感化され続けてきた。

ちょうど仕事の流れもよくなくて、新しい道を模索しないといけない状況になりつつある。

だったらとことん向き合ってみようか、というのが今の心境だ。「夢って何だったっけ?」状態にいるぐらいには迷子ではあるんだけど、それでも。


まずは、とことん「自分がいいと思える状態」を指標にしたい。

身の丈に合っているかどうかじゃなくて、「幸せだ」と思えることを増やしていきたい。

これから何をしたいか、何が幸せなのかはまだまだぼんやりしているけれど、指標にしたいと思う点はいくつかある。

●誰かを勇気づけられるもの、笑顔にできるものでありたい
私が仕事でも喜びを感じることはここ。多くの人に影響を与えたいというよりは、関わる人達のそれぞれに少しずつプラスになれるようなことをしたい。

●応援すると同時に、応援されるものでもありたい
理由は2つ。
木綿豆腐にも負けないふわふわなメンタルの持ち主なので、批判やアンチは本当にお断りしたいというのが1つ。
もう1つの理由は、自己肯定感がめちゃくちゃ低くて、周りの反応を気にし過ぎるから。自分が「いい」と思っていても周りから「それどうなの?」と思われるのような状態はきっと違う。

●形に残したい、1つにまとめたい
今、大切にしたいと思っているのは言葉に残すこと。
「こんなことに悩んでいたけど、こう考えて乗り越えられたよ」を伝えられる形にしたい。というわけでシリーズ化していこうと思っています!

大好きな先輩からもらった言葉が、ずっと心に残っている。

「年齢を重ねたからこそ自分の思うことを叶えられる力があるし、自分にとってのプラスを選び取れる。自由に自分本位で楽しく生きて」

素敵な人達を見て「いいなあ」と羨んでいるだけの時間はそろそろ終わりにするんだ。

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