草地を畑に!:2024年3月後半の記録〜スギナの除去
2024年の春先は本当に雨が多かったです。
毎週末、あるいは平日でも朝なら行ける、という日に限ってほぼ雨。
そして気温も低かったり、なんなら風も強い。
畑に向かう心が折れそうな日々でしたが、雨の合間、時には目測を誤って小雨の中、少しづつ作業を進めました。
師匠より「スギナ除去と米糠の追加が必要だね」〜2024年3月30日〜
昨年、夏〜秋にかけて草をある程度、除去したところで米糠をすき込んで黒マルチをして冬が過ぎた5〜8番目の畝。
2月ごろにマルチを外して乾かしておきましょう、ということになり、様子を見ていました。
さすがに草の残骸が気になってはいましたが、やはりスギナがだいぶ残っていることがわかりました。
夏野菜の前にスギナをもう少し本気で取り除き、再度、米糠を混ぜ込みましょう、ということでスギナとりです。
ちょっと土を掘り返していくと、昨年の秋にすき込んだ米糠が塊で残っている部分も出てきて、それをスギナの根っこがガシッと抱き込んでいるようなものも多々、見かけました。
ちょっと引っ張るとすぐに切れて、地下茎が残ってしまうので、少しづつ土をほぐしては地下茎をずるずると引っ張り出して、バケツに。
無心になれる作業ですが、強風の中だとなかなか辛いものがありました。
と、地味なことばかりしていると気が滅入るので、稼働している畑たちの様子も見ていきます。
スギナ除去の1日目は本気になれずじまいだったのです。(徐々に「スギナが本気でまずい」と気づいていくわけですが・・・)
このブロッコリー、実はダメもとで植えた苗でした。
芽出しをして育てたものの、ヒョロヒョロ。おまけに植える場所をどうしようかと思案しているうちに植え付けの時期がどんどんずれ込んでしまったもの。
冬の間はそれはもうかわいそうなぐらい育ってなくて、「ああ、ダメかな」と思っていたのですが、ここへきてぐんぐん成長。
脇芽がどんどん出てきて、嬉しい誤算です。
最初に植えた苗との違いといえば、あとは黒マルチをしたことかもしれません。
あまり成長できていないうちに本格的に寒くなり、そのままじっと春を待って、「今だ!」と蓄積していたエネルギーを惜しみなく使って大きくなっている・・・そんな印象すらあります。
このキャベツも冬の間、なかなか大きくならないし、外葉は紫になってしまうし、他のものは諦めてとってしまったのですが、最後の1つがここにきてぐんと成長。結球してきました。
その間に周りにはびっしりとカラスノエンドウなどが生えてきました。
が、それも良かったのかもしれないなあ、と見守っているところです。
豆たちもようやく実がつき始めました。
寒い間に咲いていた花は受粉する虫がいないせいか、実がならなかったのです。
初収穫で2つほど。これから楽しみです。
スギナが多い土地=酸性なので、ホウレンソウには向いていないのですが、それでもちゃんと育ってます。
ちょっと種を欲張って蒔きすぎたので、間引きが大変でしたが、採れたては甘くて本当に美味しかった。
少し前に土寄せをして、おから堆肥を追加したタマネギたちも順調に育ってます。
空いているところがあると、すかさず種を蒔きたくなる私は、この日も最後にみやまこかぶとタアサイを蒔いてきました。
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