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井口真理子/アーティスト 京都市生まれの画家。 現在、福岡県宗像市大島在住。 作品ウェ…

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井口真理子/アーティスト 京都市生まれの画家。 現在、福岡県宗像市大島在住。 作品ウェブサイト👉https://marikoiguchi.com

マガジン

  • 井口真理子の週報-心技体-

    この週報はアーティスト井口真理子が、福岡県宗像大島という離島を舞台に、「一日も無駄にせず、慈しんで生きる」というモットーのもと暮らす、その記録である。 毎週末に、先週号を振り返りつつ、当週号を書き綴る形式のため、配信は1週間ずらしている。 マガジンのサブタイトル「心技体」は、今年の書初であり、その1年における自分との約束である。

  • 所感折々

  • Oh!!島セキララ記

    アーティスト井口真理子の福岡県宗像市大島ライフを記録しています。

  • 大島便り

    初めての離島暮らしを記録していこうかと。 創作活動、島暮らし、DIY。

最近の記事

週報20240415-21

この週報はアーティスト井口真理子が、福岡県宗像市大島という離島を舞台に、「一日も無駄にせず、慈しんで生きる」というモットーのもと暮らす、その記録である。 毎週末に、先週号を振り返りつつ、当週号を書き綴る形式のため、配信は1週間ずらしている。 マガジンのサブタイトル「心技体」は、今年の書初であり、その1年における自分との約束である。 ** 4月第3週、朝型生活を継続中。 ひとことで言うと、今週も大充実。 特に、ソーシャルタイムを満喫した1週間であった。 月曜、福岡市内へ。

    • 週報20240408-14

      この週報はアーティスト井口真理子が、福岡県宗像市大島という離島を舞台に、「一日も無駄にせず、慈しんで生きる」というモットーのもと暮らす、その記録である。 毎週末に、先週号を振り返りつつ、当週号を書き綴る形式のため、配信は1週間ずらしている。 マガジンのサブタイトル「心技体」は、今年の書初であり、その1年における自分との約束である。 ** 4月第2週、朝型生活を無事継続中。 早起き、ラジオ体操、見守り隊、を毎日クリア。 見守り隊では子どもたちの名前を聞いて、覚えるように努める

      • 週報20240401-07

        この週報はアーティスト井口真理子が、福岡県宗像市大島という離島を舞台に、「一日も無駄にせず、慈しんで生きる」というモットーのもと暮らす、その記録である。 毎週末に、先週号を振り返りつつ、当週号を書き綴る形式のため、配信は1週間ずらしている。 マガジンのサブタイトル「心技体」は、今年の書初であり、その1年における自分との約束である。 ** 4月、新年度が幕開けた。 私はこれまでどちらかというと夜型の生活リズムで暮らしてきたが、心機一転、朝型の生活リズムへと舵を切った。 今年は

        • 空も飛べるはず

          近所を散歩がてら、馴染み猫への挨拶に向かう。 彼が寄宿しているお家の前まで来て、いつものように、「みゃ〜」と呼ぶ。 いつもなら、どこか物陰から現れてスキップしながら迎えてくれるのだが、今日は応答がない。 「あのコもお散歩中かな」と諦め半分、懲りずに「みゃ〜」と鳴きながら帰路に就く。 すると仲良しママさんのYさんとばったり遭遇した。 「何してるんですか?」 「えっと、猫に挨拶しに…ごにょごにょ」 立ち話もなんだから、ということで、のちほどお昼ご飯を一緒に食べようということに

        週報20240415-21

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        記事

          ごきげん福岡

          今週、1泊2日で福岡市内に行ってきた。 福岡市内、赤坂エリアに友人たちが暮らしたりシェアリビングしているコミュニティがあり、最近その新規メンバーとして正式に迎えてもらった。 今回の来訪はその挨拶と諸々の所用のためである。 そのコミュニティは、なんといったらいいだろう。 家族ではないみんなの実家、という雰囲気があり、「ただいま」と言いたくなる不思議なアットホーム感のある場所だ。 一般的なシェアハウスとは趣の異なる、住んだり住まなかったりの「メンバー各位のイドコロのひとつ」とい

          ごきげん福岡

          人間と社会の相反性

          先日の台風6号が去ってからというもの、ここ宗像大島では心地の良い風が吹いている。 盆地による慢性サウナ状態の京都の夏を思えば、エアコンなしで日中過ごせるほどの過ごしやすさ。 特に夜などは、網戸にしているだけで時折肌寒いくらい、かなり涼しい。 (といっても台風以前はとても暑くて熱中症になりかけたが) 昔の夏は、きっとこれくらいの体感温度だったのではないかな〜なんてパートナーKと話す。 その流れで、Kの友人の身に起こったエピソードに話が移った。 その友人が最近、カリフォルニア

          人間と社会の相反性

          台風と石とドストエフスキー

          体調不良、台風到来、そんな中でも手は動かしておくのがよかろう、と黙々制作。 新作の石作品は初となる野外展示、また通常より大きなサイズに挑戦しており試行錯誤を重ねる。 いい感じに塗り工程が進み、台風の最中も穏やかな心地で過ごす。 休憩では、喫茶と読書を。 ドストエフスキーの「悪霊」を読んでいる。 よくぞこれほどの奇人変人をかき集めたな、という変わり者の坩堝のような作品として知られている。 この変わり者、というのは相対的なもので、まぁこういうのも人間的だな、と思わせる面々が

          台風と石とドストエフスキー

          小春日和の爪痕

          10月24日(月)、夜中雨が降ったからか、昨日よりやや肌寒いような、朝。 近頃、生来の夜型がひどくなり、昼夜逆転しかけている。これから寒くなるし、活動時間帯を極力日の出ている間に合わせたい。少しでも朝型に近づけるため、昨晩はいつもより早めに就寝したのだが、体内時計が合わないためかなかなか寝付けず、夜中の雨音の中をうつらうつらしていると、朝がきたのだった。 ここで二度寝せずに済んだのは、午前中に一件オンラインミーティングがあったからだ。 コーヒーを淹れ、フランスパンをひとかけ

          小春日和の爪痕

          コンパクトはインパクト

          7/5 今日は壁画制作の合間に、島のおじいちゃん、おばあちゃんたちが制作現場を見に来てくれた。 うちお二人はK夫妻。K氏は、近年の人口減少や島の存続について、以前から危機感を募らせていたそう。今回私のような、完全に「よそ者」であり、「若者(としておく)」であり、「アーティスト」という異分子は、島に一石を投じる存在として、有難いことに歓迎してくださっている。お話によると、嫁いで島に移住するのと、単純によそ者が移住するのとでは、女性の立場上も割とニュアンスが変わってくるという。

          コンパクトはインパクト

          作品の羅針盤

          6/2 朝、雲ひとつない快晴。バルコニーに出て、海を見ながらストレッチと筋トレ。 実は昨日から筋トレを再開した。といっても5分程度のもの。毎日続けることが第一優先の習慣用メニューで、友人が教えてくれた。この5分筋トレを習慣づけたい友人たちでLINEグループを作っており、完了後に🏋️‍♂️×回数を送り合う。たったこれだけのことだが、こうした仕組みを作るだけで、結構捗る(笑)。モチベーションもシェアする時代なんだな。 本日は旧行政センター、「umiba」で壁画作業をいよいよ開始。

          作品の羅針盤

          虫弱者、虫天国でサバイブするの巻

          6/1 MINAWAにモリさん来訪、月初につき神棚の清掃をされていた。 手際良く綺麗にリセットされていく様子を、今後の実践のために注意深く観察。 先日の新居工事の最終確認時に、神棚のベストポジションも確認済みだ。 その後、中津宮へ月初のお詣りに。移住後やっとご挨拶ができて嬉しい。 ランチはKAIKYUさんでオリジナルサンドとエビカツサンド、塩ソフトクリーム。 ここのサンドイッチは2ヶ入りなので、二人で来ると交換できて良い。 美味しいのはもちろん、ボリュームがあり食べ応え満点だ

          虫弱者、虫天国でサバイブするの巻

          大島移住7日目

          5/31 設計士のHさんと工務店社長さんがご来島。先に来島されていた糀屋さんと一緒に工事終了後の最終確認。概ね完了しているが、細かな不足点を皆さんと確認した。 美装も週明けにしていただけるそうで、その後、いよいよ荷解きだ。 大量の荷物も、整理整頓して各所へ収納すれば、結構すっきりした家になると想定しているが、いかに。キッチンやアトリエをDIYでカラーチェンジしたり、使い勝手をよくしたり、「パーソナルヘブン」を作っていくことが、とても楽しみだ。 パーソナルヘブンとは自身の造語

          大島移住7日目

          大島移住6日目

          5/30 新居の状況確認へ向かう。するとリビングの床に、何やら黒い点々が。ああ、アリの行列だ。聞くところによると、20年くらい空き家だったというのだから、無理もない。ここはまだまだ君たちの家、ということか。と、その場では穏便に済ませたが、内心「駆逐しよう・・」と固く決意したことを、彼らは知らない。 この日も業者さんが来られて、洗面所の作業と2階の和室障子の張り替えをして下さった。裏庭を見ると、スーパーマルチタスクパーソン・モリさんと業者さんのおかげで刈られた竹藪の束が横たわ

          大島移住6日目

          大島移住5日目

          5/29 本日、快晴。気持ちの良い朝は、美味しい朝食から。野菜たっぷりのスープとサラダ、トーストに甘夏ジャム。アイスカフェオレ。この甘夏ジャムは、島のママさんであり、MINAWAの清掃リーダーでもあるNさんからいただいたものだ。瓶のデザインもおしゃれで、甘夏の自然なほろ苦甘酸っぱいマーマレードが、とても美味しかった。 せっかくなので、午前は近所の自然散策に出かけることにした。 灯台を望んで西側に「三浦の洞窟」、東側に「遊歩道」がある。 今回は洞窟に行ってみることに。日曜とい

          大島移住5日目

          大島移住4日目

          5/28 新居の状況確認。大方の工事は終わった様子で、軽く清掃もしてくださったのか、室内はだんだん「住まい」の息吹が感じられる。 洗面所とお風呂場は特に新築さながらで、ここを使わせてもらえることに恐縮しながらも、内心かなりテンションが上がった。 1階のアトリエも、元々和室二間だったところを一間にしてもらい、壁面をコンパネで打ち付けていただいた。工事完了後には、DIYで壁を白ペンキ塗布、床はオイル塗布して仕上げる予定だ。また二間のうち一間が平家となっており、その平家部分を天井打

          大島移住4日目

          大島移住3日目

          5/27 昼過ぎに糀屋さんとZoomミーティング。昨日の壁画原画について、大筋OKをいただき、また微調整してお送りすることに。 新居MUIにて工事状況の確認。昨日まで工具や資材がまだ家屋内に置かれている状態で、「ほんまにもうすぐ完成なんやろか・・?」と検討つかずだったが、この日は綺麗になっていた。工務店の社長さんも来られていたので、直接いろいろ質問したり、確認できてよかった。毎回海を渡って現場で作業してくださる職人の皆さまに感謝である。 28日に完成予定とのことだが、果たして

          大島移住3日目