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「政治」をめぐる旅/はじめに 

たぶん、コロナがきっかけだと思う。

「政治と宗教と野球の話はするな」時代に育った私たちアラフォー世代が、「いや、政治の話せなあかんやん」と気づいたのは。
昭和末期の日本に生まれた私たちにとって、政治はブラックボックスだった。よくわからないけど政治はこわい。関わったらあかん。話したらあかん。でもなんか、投票は行ったほうがいいらしい。
行ったり行かなかったり、行ったとて、大した考えを一票に託すことにもなっていなかったのが、これまでの私。私たちの暮らしにまつわる大事なことを決めているのが政治家の人たちで、その政治家に声を届けるチャンスが投票なのに、そんなこと何にも考えたことなかった。

そんなとき、自分の暮らすまちで、自分より若い男性が市議会議員になった。

海外では自分より若い女性が一国の首相になっていることも知った。

国内外で活動するアーティストやインフルエンサーにも、若い人ほど、政治的、社会的な発言を当たり前にしている姿が目につく。

時代は、変わってきてるのかも・・・。ぼんやりそう思っていたころ、同じまちで同じ年代の子どもを育てる女性とばったり再会し「市政の勉強会をやろうよ」と声をかけられた。

「市政の勉強会」・・・。正直、まったくそそられなかった。そして、あんまり前のめりではない感じでその会にお邪魔したわけです。それが、

おもしろかった!
おもしろかったというか、びっくりした。

私がこれまでやってきたこと、私がみんなと話したいなと思ってきたこと、それってぜんぶ「政治」のはなしだ!!と気づいてしまったのだ。

人が人として生まれてから死ぬまで、他者と一緒にやっていくためのあれこれは全部、「政治」のはなしだ。そうだったんだ。。。

気づくのが遅いから、知識が全然ない。
議会のしくみも投票のしくみも、市政と都道府県政と国政の違いも、参議院と衆議院の違いも、選挙区制と比例代表制の違いも、何から何まで何もわからなかったです。

でも、難しい話を難しい話だからとブラックボックスに入れたまま、一部の人たちにしかわからない話にしておくことなんて堪えられない。私たちの暮らしは私たち自身のもの。(今まではただ、気づかなかった・・・・。)

そこから先は、若い議員さんがせっせと発信してくれたS N Sの甲斐もあって自分の暮らすまちで今まさに起こっている「おかしなこと」に気づき、「気づいてしまうと黙っていられない」私の性分から急展開・・・

「福知山で子育てする親の会」instagram・・・👇
https://www.instagram.com/fukuchiyamaparent/

議員さんたちに物申すわたしのようす・・・👇

※記録動画にあります「委員会審査」を通過したのち、残念ながら本議会で否決して現在福知山ではポッポランド建設工事が絶賛進行中です✨
これについてはまた追って書きたいと思います✨

・・・と、ここ数ヶ月はこんな感じで、持ち前のがむしゃらさで生活しているわけです。そうすると、なんということでしょう。これまでそんなことはなかったけれども、私に政治のトピックを話しかけてきてくださる方とか、政治家の方とか、政治家志望の方とか、元政治家の方とか、偶然半分、必然半分、最近はなんだかいろんな方と出会う機会が増えていった。

政治って生活なんだね!
政治家も生活者だし、人間なんだね!

わからないことってこわいけど、わかるとこわくない。
いやもちろんわかればわかるほどこわい部分もあるけれど、私はこんな重要なもんに蓋をして生きていくわけにはもう、いかない!!

と、思った次第です。

続く。

※この投稿以前の投稿は、noteタイトル『イシワタマリ/逡巡のための風景/山山アートセンター』時のものです。それでも政治とまったく関係ないわけではないのでそのまま残してあります。

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