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感動体験④脳梗塞で半身麻痺となるも、「生かされている」と確信し、通常に回復した話。

いつも私の記事に目を通してくださり、本当にありがとうございます。

今日は週に一回ほど、大川隆法先生の教えを学んで、人生を変えていった方々の体験談をご紹介する「感動体験」の回です。

お話の多くは幸福の科学の月刊誌に登場された方の体験談になります。

プライバシー保護のため、お名前はイニシャルとさせていただきますが、すべて実際の体験談になります。

みなさまの人生の参考になれば幸いです。

感動体験第4弾は、脳梗塞で半身麻痺を経験したSさんが、「仏の愛に生かされている幸福」を実感した体験談です。 (月刊誌2023年6月号掲載)


脳梗塞で倒れ、半身麻痺に

ある朝のこと。
トイレから出ようと立ち上がった瞬間、強烈なめまいに襲われて、倒れてしまったSさん。

奥様が呼んだ救急車で病院に搬送され、「脳梗塞」と診断されました。

それから数日後。
めまいや吐き気が和らいできたため、Sさんが体を動かそうとすると……。

(あれ、右腕が踏ん張れないな)

自分一人では体を起こすこともできないことに気がつきます。

医師の診断により、Sさんは脳の組織が壊死した影響で、右半身が麻痺している、ということが分かりました。

リハビリをしたところで、どこまで動くようになるかは分からないため、「過度な期待はしないように」と告げられたSさん。

そんな絶望的な宣告を受けたにもかかわらず、意外にもSさんはそれほど動揺しませんでした。

Sさんが心揺らさずにいられたのは、大川隆法先生から、「人間は魂を磨くために生まれてくる」「苦難・困難は学びを得る機会である」と教わっていたからです。

きっとこの経験にも何かの意味がある。
まだ私の人生に使命があるなら、道が開けるはずだ

そう考えたSさんは、病院のベッドで、毎晩、幸福の科学の根本経典である『正心法語』を唱えるようになりました。


「大宇宙に光あり
光は仏の生命なり
生命によりて人は生き
生命によりて歴史あり
生命は永遠に普遍なり……」

「正心法語」より


主よ、どうか私が、この病気の経験を通して成長できますように……

主のお導きを信じていたSさんは、「何が起きても大丈夫だ」と思えたといいます。

そして、お祈りをしている最中に、地元の幸福の科学の支部の法友(真理を共に学ぶ仲間たち)や支部長の顔がポッと浮かんできて、なんだか嬉しい気持ちになったそうです。

(不思議だな、何だろう……)

奥様と電話した際に、この経験を伝えたところ……

「ああ、それは、支部の皆さんがあなたの回復を祈ってくださっているから、祈りが伝わっているのだと思う」

なんと、皆さんのお祈りを、Sさんが感じ取っていたということが分かりました。

共に祈ってくれる法友がいるって、なんてありがたいんだろう……

Sさんは、「愛」や「祈り」が確かに届くということを、実体験しました。


信仰を支えにリハビリに取り組む

倒れて一週間ほど経った頃から、Sさんのリハビリが始まりました。

しかし、身体を動かそうとすると、麻痺してしまった右半身が上手く動かず、見当違いの向きに動いてしまったりします。

まるで自分の身体ではないかのような動きを目の当たりにして、普通に動けることがいかにありがたいことなのかを実感したというSさん。

私は今まで、感謝の心が足りなかったな……

改めて、反省の想いがこみ上げてきたそうです。

夜には、スマホに入れていた大川隆法先生のご法話を繰り返し拝聴しました。


「すべてのものは、心のなかで描いたとおりになっていきます。

人間は霊的な存在であり、最終的には、心に思ったことが実現するので、『自分は、このようになりたいのだ』という未来ビジョン、未来の絵を、心に強く描く修行も必要です。

この修練をすれば、そういうことは現実に可能になってくるのです」

(大川隆法先生御法話「奇跡のガン克服法」より。大川隆法著「奇跡の健康法」に収録)


Sさんが耳を澄ませてご法話に聞き入っていると、聖なる世界に自分の魂が引き入れられていくような、不思議な感覚をうけたそうです。

そして、天使たちがいつも、私たちを見守っている、ということも実感。

心の安らぎとともに、生きる希望が湧いてきたといいます。

大丈夫だ!きっと道は開ける!

信仰を支えにリハビリに取り組んでいったSさん。

最初は身体を起こすのがやっとだったのが、日を追うごとに腕や脚の可動範囲がどんどん広がっていったといいます。

リハビリメニューも毎日更新され、医師も回復の速さに驚くほど。

Sさんの努力の結果、入院から一ヵ月で、右半身の麻痺はかなり回復し、自分で立って歩けるようになったため、晴れてリハビリ専門の病院に転院することになりました。


病気になった意味を考える

転院後のSさんは、リハビリの傍ら、大川隆法先生のご法話を拝聴し、「病気になった意味」を考えていきます。


「病気を治すためには、リハビリもあるでしょうし、さまざまな精進もあるでしょう。

ただ、『病気をした』という事実を、争わずに受け入れてください。(中略)

『自分の人生の問題集の一つが、今、出てきたのだな』と思い、それを静かに受け入れる心を持ってください――」

(大川隆法先生ご法話「奇跡を感じよう」より。大川隆法著「心を癒す ストレス・フリーの幸福論」に所収)


Sさんは病気で規則正しい生活を送るなかで、倒れる前の自分の生活を思い起こします。

「塩分やカロリー過多の食事」、
「運動不足」、
「ネットサーフィン」、
「深夜3時に寝る夜型生活」

(60代にもなって、こんな無茶がいつまでも続くわけないよな……)

病気になってもおかしくない生活をしていたことを反省させられました。

また、Sさんには、普段の生活においても、「案件を先延ばしにして、追い込まれないと着手しない」という悪い傾向がありました。

その結果、期限に間に合わせるため、必要な資料を焦って徹夜で仕上げるなど、心身に負担をかけやすい仕事のやり方が常態化していたのです。

(なぜ、こんなやり方をしていたのか……)


“天狗”になっていた自分に気づく

Sさんはさらに、自分の心を深く見つめていきます。

すると、仕事の計画を立てて、コツコツ努力することを嫌がる「怠惰な心」や、「自分ならギリギリでもなんとかなる」という「慢心」があることに気がついたのです。

さらに、ギリギリで仕事を間に合わせたことで、「やっぱり自分は仕事ができる」と自己満足し、周りに誇示する気持ちが出てきていたといいます。

(これじゃあ、まるで自分は“天狗”じゃないか……)

大川隆法先生の教えでは、自我の強すぎる人、自己中心的なタイプを「天狗的傾向のある人」として戒めています

自分の能力を高めることだけに関心があり、周りを愛する気持ちが薄い人は、やがて「天狗の高転び」よろしく、挫折をしやすいということです。

Sさんは自分の中に潜む慢心や自我の強さと向き合い、もっと無我の心で、周りの人のために精進していきたい、と思うようになります。


「今、みなさんは『自分は地獄の坩堝(るつぼ)で苦しんでいる』と思っているかもしれませんが、それは、実は、みなさんの魂を鍛え、真なる金(きん)に変えようとする、大いなる慈悲であることが多いのです」

(大川隆法先生ご法話「奇跡を感じよう」より。大川隆法著「心を癒す ストレス・フリーの幸福論」に所収)


Sさんは大川隆法先生の教えを実践してきたつもりでしたが、病気になってはじめて、自分自身を省み、深い反省に至ることができました。

(この病気も、自分の生き方を改めるために与えられた機会だったんだ)


「すべての人が仲間」

Sさんは反省と感謝が深まるにつれ、周りの世界も今までとはまったく違って見えるようになったそうです。

ほかの入院患者の方も、みんな一生懸命生きている“仲間”なんだ!応援したい……!

そんな思いもふつふつと湧き出し、自然と他の患者さんへの声かけをするようになりました。

「こんにちは!いいお天気ですね」
「お疲れ様です!調子はいかがですか?」

ちょっとした会話をするだけでも、相手の笑顔を見れるのがとても嬉しく、Sさんまで元気になります。

また、周りの方から、職場や家庭の悩みを打ち明けられる機会も増え、30年学んできた大川隆法先生の教えをもとに、心を込めてお話すると、皆さんが笑顔になっていかれるのも嬉しい事でした。


「苦難の時こそチャンスだと伝えたい」

Sさんは転院してから約1か月で、健常者とほぼ変わらないまでに回復し、無事に退院することができました。

現在は仕事にも復帰し、新たな気持ちで日々コツと努力を重ねられているそうです。

もし大川隆法先生の説かれる霊的人生観を知らなければ、半身麻痺の宣告を受けた段階で自暴自棄になっていたかもしれません。

信仰を持っていたことで人生を諦めずに生きることができたSさん。

苦難・困難のなかでも、私たちを見守ってくださっている存在がいる」と伝えていきたいそうです。


【感想】

半身麻痺となりながら、「すべての経験に意味がある」と考え、それまでの自分の生き方を見つめ直し、深い反省に入られたというSさん。

ただでさえ、人生を揺るがすような大きな病気であっただろうに、自暴自棄にならず、自分の生涯反省をされるあたりが、さすが30年も大川隆法先生の教えを学ばれた方、という感じで圧巻です。

そして、Sさんの回復を祈ってくださった法友の方々も温かいですね。
私も大学受験の時に、法友の皆が「実力を発揮できますように!」と祈ってくださったことを思い出し、心が温かくなりました。

Sさんが、過去に出会った人々への反省を深め、共にリハビリを頑張る仲間に感謝をしていかれる姿も、とても美しいと思いました。

人は生きていく上で、どうしても慢心したり、自己中心的な傾向が凝り固まってしまうものです。

病気のような人生の一大事の時には、反省を深め、新たな自分へと新生するチャンスをいただいたと考えることもできますね。

半身麻痺の宣告が嘘のように、健常者とほぼ変わらない状態まで戻られ、仕事もされているというSさん。

Sさんの心の力、祈りの力による天上界のご助力によって、奇跡が起きたと言えるのではないでしょうか。

私も予期せぬ大病に見舞われた際には、Sさんのような心構えを見習おうと思いました!

素晴らしい体験談をご紹介させていただき、本当にありがとうございました。


※病気になったNさんが、感謝を深めるために聴いていたご法話は、以前私のnote記事でもご紹介した「奇跡を感じよう」になります‼↓↓


※Nさんが病気を克服する際に学んでいたという大川隆法先生の書籍はこちら。


※Nさんが仲間に病気の回復を祈ってもらったという幸福の科学の支部は、全国に存在していますので、気になる方はチェックしてみて下さい!

メンバーになられると、病気の時に一緒に祈ってくれるような、心温かい方々に出会えるかもしれません☆彡


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真理花@大川隆法著作愛好家(@Marika777hs)さん / X (twitter.com)

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