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「反省だけなら、猿でもできる」:【学びと気づき:リフレクション 自分とチームの成長を加速させる内省の技術】

1冊目の書籍も結構考えさせられる内容でしたが、2冊目の書籍の発表でも改めての気づきがありました。

今日の2冊目:「リフレクション 自分とチームの成長を加速させる内省の技術」

2冊目は「自分を変えるために、自分と向き合う」技術が学べる「リフレクション(REFLECTION)自分とチームの成長を加速させる内省の技術」

書籍からのアウトプットに加えて、実際のリフレクションのワークも参加者全員でおこなうという形式を取られたことから、概要だけでなく実際に生かしていける発表でした。実際に本に書かれたワークをすぐやってみることは、新鮮でとても良かったです。

・勉強会アウトプットの内容

英単語でのRefrectionの意味は「反射」

「リフレクション(REFLECTION)自分とチームの成長を加速させる内省の技術」でのリフレクションは、自分の内面を客観的、批判的に振り返る行為を指します。

単語の意味の通り「鏡で自分の顔を見る」イメージですね。

今回の発表では、リフレクションの目的や得られること、そして基本メソッドの説明があった後に、実際に自分でリフレクションのフレームワークをその場で実践させていただきました。

・リフレクション(Refrection)の基本

リフレクションは内省とも言われていますが、その目的はただ反省することではなく、経験から学び未来に生かすことです。

発表中にこのお話を聞きながら、昔「反省だけなら、猿でもできる」というテレビCMがあったことを思い出していました。

リフレクションの基本のメソッドとしては、オリジナルフレームワークの「認知の4点セット」で進めていきます。

【4つの認知メソッド】
意見‥あなたの意見はなんですか?
経験‥その背景にはどのような経験がありますか
感情‥その経験にはどのような感情が紐づいていますか
価値観‥そこから見えてくるあなたが大切にしている価値観はなんですか?

例えば、「犬が好き」という意見があったとすると、次に経験を考えます。経験で「犬を飼っていた、家族のように可愛がっていた」を思い出して、さらにそこからその時の感情を言語化。感情が「喜び、安心」だったとすると、自分の価値観は「犬は可愛くて癒しをくれる」=「犬が好き」という意見に結びつきます。

つまり、この価値観でこれからの行動や思考も決まっていくということ。さらに言えば、この後にもし「犬に噛まれる」経験をしてその時に「怖い」などと思ったとすると、意見や価値観はまた変わってしまうかもしれないですね。

こうして自分の経験、価値観を振り返っていくことでまた新しい発見ができそうです。

・リフレクションのフレームワークをやったらちょっと泣きそうになった私

今日の勉強会では実際に「認知の4点セット」を使ってのフレームワークをやってみるコーナーがありました。(すぐに勉強したことを使ってみることができるのは、勉強会の後だとなかなかやらないので嬉しい試みでした。)

自分の「動機の源」を探すリフレクションということで、複数のキーワードの中から自分で気になった、大切にしているキーワードでワークをスタート。

私はキーワードに「指導・育成」を選びました。
10月の勉強会のときのnoteでも書かせていただいたのですが、「自分の部下(後継者)を育てる」という超重要な課題を私は棚上げしていて、今少しずつ実践しているところだったので、このキーワードが目に留まったのかもしれません。

意見を「指導・育成」として、経験は?と思い出していたところ、最近あまり部下の育成でうまくいかないところがあることが頭をよぎりました。

そんな思いを抱えながら経験を思い出していると、子どもの頃の経験が頭に浮かんできたのです。

私、そういえば中学校の時1年くらい学校に行かなかったし、習い事も中途半端だった、高校の部活も受験を理由に途中で辞めたし‥ など。

その時の感情は、「後悔、苛立ち、うんざり」とか考えていると、勉強会の最中にちょっと泣きそうになっていました。

これを価値観に落とし込むと、「自分が自分を育てられてない(認められて/信じてない)んだから、そりゃー育たないわ!」と、情けないやら悲しいやらのことに改めて気づいたのです。

実は、今日の勉強会の半年くらい前に気づいていたこと。

今日改めて出てきて、やっぱり定期的な内省(リフレクション)の必要性を感じました。

今継続している毎日のnote更新も「ものごとを続けられる自分」を信じることができるよう始めたことです。自分にできないことを他人に求めても仕方のないことですからね。

続けることはできているから、じゃあここからどうまた育てる(発展させる)か?ちょっと今日また課題が出てきたかもしれません。

・今日の学びまとめ

「反省だけなら、猿でもできる」。

以前の私は本当に「反省するだけ」だったなぁと、今日改めて思いながら、もしかしてずっと私は子どもの頃の価値観で生きてきたのではないか?ってちょっと恥ずかしく怖くなりました。

リフレクションの目的は自分を変えるために、自分と向き合うことあらゆる経験から学び、未来に活かすことです。

今学んでいる仏教でも、仏教は「法鏡=ありのままの自分を映し出す鏡」だとも言われていることも思い出しました。

スマホもインターネットもコンビニもない2,500年前から「自己を見つめる」というのはずっと言われてきたことなのですね。

そう考えていると、これからまた仏教を学んでいくことが楽しみにもなりました。

来週日曜の勉強会は、先生のご都合によりお休み。
なので次の日曜日のnoteは、発表をお聞きしてではなく「自分で読んだ本についてのnoteを書く」ことにチャレンジするいい機会になりそうです。

いつも読んでくださりありがとうございます。

今日から暦の上では日本は立冬ですね。
これから冬に向けて寒くなります。
どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。


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