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私とごはんの物語 2皿目 クミンを使う

あ、もしかして
「リセットごはん」とゆう名の
ごはん会が
なんとなく定着しつつあるのかも?
と思い始めてきた

とゆうのも
リセットごはんを〇日に
お願いできますか?
とゆう問い合わせが増えてきたからだ

もちろんいいですよ!
と2つ返事をして
メニューを考える

夏にさしかかり
カラフルな野菜も増えてきた
真っ赤でプリプリのパプリカ
ジューシーでキレイな緑色のズッキーニ
深く濃い紫色に光っている茄子
実は夏が旬の
初なりでホクホクの黄色いかぼちゃ

あとはどう組み立てるか

暑くなってきたので
スパイスを使った料理をメインにしようかな
スパイスの王様クミンを使って
夏野菜を炒めるのがいいかも!
クミンはカレーには欠かせないスパイスだけど
単独でもいろんなお料理に使える優れもの

エジプトやトルコ料理にも
使われる、この王道のスパイスを使って
ちょっと異国を感じる料理を作ることに決めた!

異国を感じる
ズッキーニとトマトのクミン炒め 


ニンニクをみじん切りにして
香りが出るまで炒めたら
ズッキーニを加えて炒めていく

ズッキーニは生でも揚げても
炒めても美味しくて
何にでも変化できる変幻自在な子
その子を
軽く透き通るくらいに炒めたら
ざく切りの真っ赤なトマトを入れて
炒める
赤と緑のコントラストがキレイ

クミンはトマトがジュワッと崩れてから
小さじ1杯ほど入れて
塩で味を整えたら出来上がり
あまり火を入れてしまうと
ズッキーニの色が飛んでしまうので
ぐだぐだと煮ないことにした

ふわぁっと香るクミンの香りは
食欲のスイッチを押して
自然とお腹もぐぅとなる

和え物 焼きナス胡麻味噌和え

ナスはつい、油で炒めたりしたくなるけど
今回は和え物になって頂く
生で使うのではなく
グリルで「焼く」ことで
焦げた香りがつき
しかも甘みが増すので
焼きナスを胡麻味噌味にして
和えものを作る

焼くことで皮は黒く焦げて
剥きやすくなるけど
めちゃくちゃ熱いので火傷に注意

ナスに含まれている水分が
全て甘みに変わっているので
甘味料を入れずとも
塩味の味噌、香ばしさのゴマペーストで
充分美味しい和え物ができる

これは以前
南インド料理を習いに行った際の
メニューにあった
「ベイガンバルタ」をヒントにしている
ベイガンとはナスこと。
焼いたナスをスパイスで
炒め煮にしているものだけど
焼きナスは生姜醬油で食べるもの!
と思い込んでた私にとっては、
焼きナスを作ったらそこで終わり!ではなく
さらに手を加える
その作り方に驚愕をした

だからこそ
今回は焼きナスで終わらせない食べ方を
したかった

クリーミーなゴマペーストと
味噌のコクは
相性バッチリで
味が何層にも重なった奥行きを感じる

ゴマペーストをチューブから出す時は
握力検査をしてるのか?と思うほど
固くて手強いが
どうにかこうにかボウルに出して
味噌と馴染ませていく
馴染んだところに
焼きナスを入れて
ナスの甘いジューシーな水分で
さらに
それらが馴染みやすくなる

他のメニュー


その他のワンプレートメニューは
バナナとブルーベリーのスムージー
ジャガイモのスープ
パプリカとインゲンのマリネ
かぼちゃのもち麦かけ
ごはん

さぁ召し上がれ

さて
夏の野菜をもりもりに使った
ごはんの用意ができた

今日のお客様はお一人なので
ゆっくり最近の近況や
気づいたことなどお話ししながら
お互いにリセットさせよう

そう、企画していて気づいたけど
誰かの為に
リセットごはんを作っているつもりだったけど
むしろ
自分の為になっているんだってこと


誰かの為に、と動く時は
案外見返りも同時に求めていたりして
その見返りがないと
あーあ、と
ガッカリしたりする

もちろんそれも一つの経験だけど

それよりも
自分の為でもあって
誰かの為にも同時になっていることが
本来の流れなのかもしれない

だって
美味しいぃと言ってくださる
言葉と笑顔
それだけで
お腹だけじゃなく
心も充分に満足するのだから

2皿目のレシピ


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