私が応募したシュタイナー教員養成コースは、International Masters for Waldorf Teachersです。

International Mastersは、Freire Hochschule Stuttgartで2015年から開講されている(ドイツ語を得意としない)外国人向けの修士課程で、すべて英語での講義となります。

それまではドイツ語での教員養成コースしかなかったため、シュタイナー教育に興味があっても、その扉を開くまでにドイツ語を一から勉強する必要がありました。言語の点からは、より気軽に参加しやすくなっていると思います。

教員養成コースは月曜日から金曜日まで毎日朝8時から授業があります。
期間は、シュタイナー学校での2回のインターンシップを含めて18か月間です。

応募条件：
・学士、もしくは教育現場等でそれ相当の経験がある方

提出書類：
・CV（履歴書）：学歴、職歴等を記載
・モチベーションレター：なぜ教員養成コースで勉強したいのかを記載
・学位証明書
・証明写真

＊私が応募した当時の条件です。全て英語又はドイツ語での提出となります。
詳しくはFreire Hochschule StuttgartのInternational Masters for Waldorf Teachers募集要項をご覧ください。

応募は書類提出のみで面接はありませんでした。
上記書類を提出してから1週間以内に、教員養成コースへの承諾レターをいただきました。
私は書類提出前に一度コースのコーディネーターの方へ直接お会いしていたことも関係していたかもしれません。

本コースは卒業後にシュタイナー学校の教員として現場に立つことを見据えての教員養成コースとなります。そのため、一般的な大学院に比べて学歴や成績ではなく、なぜシュタイナー教育に興味を持っていて、何を勉強したいのか、卒業後にどうなりたいか、これらの点が盛り込まれているモチベーションレターが最も重視されていると感じました。

教育現場での経験がある方等は18か月間ではなく、もう少し短い期間で教員養成コースを修めることもできるようです。奨学金制度等もありますので、興味のある方は一度調べてみてはいかがでしょうか。