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人に優しいミステリが好き。

ここ最近、私がハマっていたアニメがある。それがこちら。

「氷菓」。確か10年ぐらい前の作品で、私は実写映画化の時に知ったんだけれど、息子のお昼寝の時間や一緒にまったりする時に、サクッと30分ぐらいで見られるのってアニメかな?と思って、なんとなく思い立って見てみたらすごく面白かった。

映像や音楽ももちろん素敵なんだけれど、物語の内容がすごく良くて。私、結構ミステリーが好きなんだけれど、人が死んだりするのが苦手で。だから、今までドラマとか映画とかでもあまり楽しめるミステリーがなかったのだ(小説は文字だけなのでまだ読める)。

だから、氷菓の謳い文句でもある「人が死なない日常系ミステリー」というのが私にはすごく見やすかった。あと、個人的には登場人物の心理描写というか、思考や思いが事細かに描かれているのも好き(映像作品にしては説明が多すぎるぐらい笑)。

そういう心の動きとか、そういうものも含めて、青春を感じたり、登場人物に感情移入したりしながら楽しく見ていました。もう一度見たいなぁ。

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少し話はそれるけれど、同じような理由で「名探偵夢水清志郎事件ノート」という漫画(小説)のシリーズも好きで、なかよしに別冊でついていた漫画を未だに全話持っていたりする。

こちらもあまり人が死なずに(その事件に至る過去の経緯で人が亡くなったりはするけれど)、謎を解決したり、細かな心理描写が描かれていたりして、ミステリーのワクワク感を感じることができるのでおすすめ。

そう、きっと私は人に優しいミステリーが好きなのかもしれない。たくさんの人が死んだり、大きな事件が起こらなくても、日常に小さな謎は潜んでいて、その中には色んな人の思いや考えが紛れ込んでいる。それを掘り起こすだけで、大きな発見や気づきがある。だから、ミステリーは面白い。

そんなことを久しぶりに思い出させてくれたアニメでした。まだアニメ化していないお話もあるようなので、時間があったら小説読んでみようかな。

では、今日はこの辺で。


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