見出し画像

あり方、働き方模索への一区切り。

3年ほど前から、

フリーランスになって
自分の名前で仕事できるようになりたいなぁ
でも踏み出せない…一体どうしたら…

と悩んできました。

いろんな人に相談したり、
できることを少しずつだけアウトプットしたり、
自分が怖がらずに足を踏み出せる範囲で、
片足を ちょん っと前に出しては引っ込めて。

決定的な一歩は踏み出せないまま、3年

会社員でいることで享受しているメリットを手放すことや
会社員として得ている収入を手放すことへの怖さはもちろんありつつ、
それよりもなによりも、

どんな活動をしていこう?

というテーマを決めようとすることが
苦しくて苦しくて。

自分で望んで働き方を、あり方を変えようとしているのに
なんでこんなに苦痛で仕方ないんだろう?と
悶々とする日々でした。

そんな中、10月に少し長い時間瞑想する機会があり、

4時間瞑想して、目を開けたら、

「私、テーマないんだな。」

と不思議なほどスコンっと腹落ちしていました。

これを伝えたい、これがやりたい。という
テーマや動機が先にあって
働き方やあり方を変えたいのではなく

働き方を、あり方を変えなきゃ
一人前じゃない
から
きっと認めてもらえないから
働き方を、あり方を変えるために
テーマを探そう

と思って苦しんでいたことに気がつきました。

これまでの3年ほど
フリーランスで、自分の名前でお仕事をして、
キラキラ楽しそうに前進する素敵な人たちに
たくさん出会って、

そういう人たちは、

野球選手
宇宙飛行士
〇〇さん

という風に、「〇〇さん」という
一つの憧れの職業として
存在を確立しているように見えていて。

会社の名前でキャリアを積んできた
「会社員」
という職業の私は
そういう

自分の名前で立ち位置を
確立してきた人たち

に比べて一人前でないような
カッコ悪いような
なんだか一つ下のステップにいるような
そんな感覚に陥っていて。

だから
会社員という枠から脱しなきゃ。
会社員として積んできたスキルと別のところで、
私だからこそできるなにかで、

野球選手
宇宙飛行士
〇〇さん

の並びに入りに行かなきゃ。

「誰かにならなきゃ」

といつのまにか思うようになっていました。

本来私は猪突猛進、情熱先行型のタイプで
「これだ!」
というやりたいことがあったら
後先考えずに突っ込んでいくタイプ。

もちろん年齢的にも、
子供が2人いるという状況的にも、
昔より慎重になっているとは思うけれど、

「これだ!」
と決めた何かがあったら、
3年も悩んだりせずに
とっくに走り出しているはずで。

そもそも3年も悶々としていたのは、
「これだ!」
がないからなのだと
やっと気がつきました。

持ってる知識やスキルのうち、どれかに絞ってテーマを決めて
それに全情熱を注ぎたい!
とはそもそも思っていないのだと気がつきました。

それがやっとわかって、よくよく深呼吸してみたら、
そもそも私は「誰か」になろうとする必要など全くなくて。


私が誕生日を忘れてスーパーの惣菜にろうそく立てて祝おうと
お腹を抱えて大笑いしてくれる夫がいて、

うっかり娘のケーキを食べちゃえば
あたしのケーキなんですけどーー!と可愛く怒る娘がいて、

息子にオムツを履かせ忘れて出かけようと
ズボンびしゃびしゃのまま足にまとわりついて片時も離れようとしない息子がいる。

それでもう十分で、それ以上望むものなど何にもなくて。

今私の中にあるのは
家族で楽しくハッピーな毎日を過ごしたいなぁ
そのための時間をたくさん確保したいなぁ
という想いと、
これまで私が身につけてきたスキル、勉強した知識どれでもいいから
ぜーんぶ使って、少しだけ誰かの役に立てたらいいなぁ
というだけの想い。

だから、
自分の働き方を、あり方を大きく変えようとはせずに、
私のスキルや知識でほんの少しだけ誰かの役に立ったり、
発信したいと思ったことを時間の許す範囲で時々発信しようかなぁと、
思うようになりました。

「私はこういうひとです!」という大テーマはなくとも、
ジェンダーについて講座をしたいなぁとか
文章はやっぱり書きたいなぁとか
NVCの話がしたいなぁとか
やっぱりヨガも伝えたいなぁとか
オペレーション設計やシステムセットアップでも誰かの役に立てないかなぁとか
小さなやりたいテーマはたくさんあって。

会社員としてつけてきたスキルだって
なかなかに役に立つスキルと経験じゃない?
これも実は会社の外で役に立つんじゃない?
なんてこともみえてきて。

『言えば大概のことをどうにかしてくれて、
聞けば物事をわかりやすく説明してくれる
器用貧乏なひと』

として、

脈絡なくうつるかもしれないけれど、
細々と色んな活動をできたらなぁと思うので
またこれからもどうぞよろしくお願いします😊

相談に乗ってくださり助けてくださり、
後押ししてくださった全ての方への感謝を込めて。

34歳の始まりに。

もし気に入っていただけたら、サポートしていただけたらとっても嬉しいです! 頂いたサポートは、今後の活動費に使わせていただきます。