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背中で示せる人になりたい-YOULEAD3日目

さて、今日はフィンランド赤十字社主催のYOULEADプログラムの3日目である。今日のテーマはSelf-developmentとcommunication skillについて。

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昼ごはんについてきたベリームース

背中で示せる人になりたい

目標やビジョンを語るのは簡単だけど、それを行動に落とし込むのは難しい。

「なりたいリーダー像」「作りたいコミュニティ」頭の中にはあっても、実現のために何をするべきかわからない。

発言に行動が伴っているのだろうか、毎度思考を巡らせる。

今日、「なりたい自分」になるための年次計画的なものを書くアクティビティをしたのだが、「はて何をするべきか」と手が止まってしまった。

多分まだ自分のビジョンも模索段階なんだろうなと思う。

もっと周囲から情報を得たい。それでもう少し具体的に何をすべきか自分でわかりたい。

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過去の自分に宛てた手紙を書いた

…などと書いては見たけれど、私はもともと自分で自分のことをgoal-oriented だと思ったことがない。どちらかというと一寸先なんざ風まかせ成り行き任せ、で生きてきている。

自分の中で「自分はこうありたい」と思うことはあっても、何ていうかそれは自分のコアな部分の話であって、何か目標をもって達成したいというのとは少し違う。

長期的なビジョンを模索しつつ、今は手探りで、できることから始めていくしかないのかもしれない。

成り行き任せばっかりだと無責任だけど、ある程度成り行きを見守れるというのは私の柔軟性(flexibility)で、自分の長所なのかもしれないし。そんな自分の行き当たりばったりと、計画性とのバランスを上手にとりながら、できることから始めよう。

先日書いた波形や油膜のようにしなやかで等身大なリーダーを理想とするなら、まずは身近な人と同じ目線でつながり、油膜を広げる努力をしよう。

大きなことを言ってばっかの人じゃなくて、小さな「こうあるべき」を少しずつ達成していける、その背中で示せる人になろう。

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とあるアクティビティにて

「伝わらない」のは誰のせい

上記の写真を見てほしい。前衛アートのようだが、本当はテディベアになるはずだった絵。

今日のアクティビティの中で、「大きな丸を紙の中心に描きます」「そのあと下に楕円を描きます」といったような音声での説明のみ聞き、私が仕上げた絵がこちら。

多分、「これからテディベアを描きます」という概要が先に示されていたら、こんな前衛アートのようにはならなかったのだと思う。話し手として先に概要(overview)を示すというのはとても大事だ。長い話になるなら特に。

一方で、聞き手が丁寧に話を聞き、わからなければ質問するということも大切だ。聞き手としては、「この大きさの丸でいいですか?」等質問をもう少しするべきだった。

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今日の朝ごはん。アボカドが出て大興奮

「伝わらない」責任は話し手にあると解されがちだけど、私は聞き手と話し手の双方に(程度の差こそあれ)「伝わらない」責任があると思っている。また、丁寧に話を聞くことは、相手を尊重することにもなる。

良いリーダーは良い話し手であるのと同時に、良い聞き手でもあるべきだ。

明日以降の私へのテーマ。「みんなが話し合いに参加できるように、私にできることは?」「みんなの時間をリスペクトできるように、私が働きかけられることは?」「RedCrossの一員として、SNSを効果的にかつ節度を保って使っていくには?」



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