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ひきこもり日記*思い込みに気づくと見えないものがカタチになる。超常現象的なヒントから

『マジカルグランマ』に衝撃を受けた。75歳女優の正子がマジカルグランマ(理想のおばあちゃん)像をぶち壊す!って内容の痛快な物語。
わたしはなんてガチガチな理想的社会的な考えを持っていたのだろうと驚いた。

世間の求めるこうあるべきおばあちゃんに自分を嵌めこみ、それでお金を稼ぐことに正子はこれまでなんの疑問も持たなかった。(中略)自分のようなレベルの女優にはそれがお似合いだし、みんなを喜ばせているとも思っていた。しかし、ステレオタイプをなぞることは、声を持たない人々を傷つけたことになるのではないか。おばあちゃんとはこういうもの、という押し付けを強化し、そこからこぼれた人々をさらに居づらい立場に追いやってきたのではないか。

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世間の求めるこうあるべき理想の姿に自分を嵌めこみ、なんの疑問も持たないこと。そう思い込んで無意識にやってしまっていることが、こわいことだと思った。
ここのところずっと、じぶんにうまく望ませてあげることを訓練していた。きっかけは夜見る夢が、つらくて焦って悲しくて不安な夢ばかりだったから。無意識が見せる夢。もっと楽しくてしあわせな夢を見たい。そのために生きてるじぶんがもっと安心して、大きく笑って今を過ごしていきたい。

そのためにやったことは制限なく願うこと。例えばもし叶うなら100万円欲しいと思ったとする。でもそのお金じゃなく、その先の100万円手に入れてそれをどう使うかということを願えば、願いは叶えやすい。
そして望みを「どうやって叶えるか」というルートを考えないことが大事。だけどつい「どうやったら?」と方法を考えてしまう。

ふと、思い込みをはずして「なんの不安(お金・人・健康)もなく楽しく笑って生きているところ」を想像してみた。ちょっとだけ退屈なかんじだったけど、楽園のような暮らしを想像すると、感じた感情はおおむね今も似たような感覚で。望むならもっとお金を好きになって、お金が減っていく恐怖心をなくしたい。その恐怖を味わうことなく、楽しく生きていきたい。
これが本音だった。

人間って不思議で、本気で望むとあらゆる情報がヒントをくれる。タイムリープできると思うと、じぶんの人生、まあまあいけてるじゃんって思える。ひきこもりが楽しいならこのまま続ければいい。だれにも迷惑かけてない。やりたいことと言えば、じぶんの思い込みを外して、それを発信していくことだと、どこからか声がした。

やってきた情報にたくさんのヒントがあった。
結果にとらわれていると人間は不幸になる。
プロセスを楽しむことが人生の本質。
思考は勝手に偽のじぶんをつくっているだけ。

思い込みを外して、今ココにいること。
もっと訓練してみよっと。



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