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ハンドルネームの由来

noteを本格的に稼働するにあたり、
ハンドルネームの由来を記録しておこうかと思います。

フィービー・コールフィールドっていうのは、
名作サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』の主人公、ホールデン・コールフィールドの7つ年下の、妹。10歳の、たぶん、清楚で可愛らしい少女なんだと思う。

多感なホールデンは、
世の中のあれこれ、
自分の学校生活や友人関係、
恋愛の中で起こるあれこれの中で、
人生とは何か、的な問いをもち、
情緒不安定になっている。

そんな時に、彼の支えだったのが、
この小さい妹だった。

フィービーは、ホールデンの話に耳を傾けるけど、ここぞというときは、
それで、どうしたいの?
などと問いかけたり、
私はこう思うけど、って意見を言ったりする。
それでいて兄思いで、兄が大好きで、
ホールデンに危ないからついてくるなと言われても、がんとして聞かずについていったりする一面も。

こんなふうに、
小さな自分を支えにしてくれる存在があるっていいな、って、

憧れて。

現実には、私には、フィービーにとってのホールデンみたいな存在はいないから、

そんなささやかな憧憬を、
ハンドルネームに込めました😌✨

この本、そんなこんなで、
10代の頃、擦り切れるくらい読んだんだけど、

後に、佐野元春さんが、ホールデンをモデルに、

ガラスのジェネレーションや
ロックンロールナイトという楽曲をつくられたらしいことを聴いて、驚いた。。


🎵ライ麦畑で、ついに迷子、迷子
なんて歌詞が登場する曲もあったね。

あと、長い時を経て、
『ライ麦畑でつかまえて』は、うちの子供たちにも読み継がれた。

私が何十年も前に買った、この本、
次男が綺麗にカバーをつけて、
自ら買い求めたこれの原書とともに保管してくれてます。
次男は、どんなところにこの本の価値を見出したのか、
生き方を真剣に考えるホールデンの姿なのかなと思うけど、
いずれにしても、時を越えて、
こんなふうにこの本が次男の手で甦らされるなんて、
この本もきっと、本に生まれた甲斐があったと、
思っているかな😊

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