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目の前に現れた美しい景色

先日
ずっと見たいと思っていた
⁡その景色が
気付いたら
目の前に現れていた




神様が


「ほら。
あなたが見かった世界はこれだよ」


そんな風に形にして


目の前にパッと
差し出してくれたような
そんな光景だった


-いつか見れたらいいな
-でもまだまだ先だろうな



そう思っていた景色



それが
何の前触れもなく
急に目の前に現れ


予期せず訪れた
その奇跡みたいな出来事に


驚き
涙が止まらなかった




目の前に現れた
その瞬間を
味わえば味合うほど


その感覚は
この世のものとは思えない
美しい何かになって
身体中に溢れ


それは
自分で抱えられる量を
はるかに超えて広がり

胸の奥の震えは止まらず
涙がずっと止まらなかった



それは「幸せ」とも少し違う


「歓喜」と「恍惚」
という言葉に近い感覚で


毎年訪れる
クリスマスプレゼントには余りある


これまでの人生のすべての
ご褒美をもらったような


あまりにも眩しい
光に包まれるような
その感覚に


私の人生上がりなのか?


と思ってしまうほどのものだった




そして同時に


-こんな瞬間で
人生の幕を閉じられたら
思い残すことはないのかも

そんな縁起でもない考えが
頭をよぎるほどのものだった



だけど毎日は続き
命はずっと続いていく



だから自分の
心の奥から震えるようなその瞬間を 
少しでも増やして行けるように



人の心の奥に広がる  
なによりも美しいと思う
その景色にまた出会えるように



自分にできることを
一歩ずつ


流れのままに
丁寧に拾いあげ
積み重ねる



そんな風に
人の心に繋がる道を
進んでいけたら



祈るように願う
その想いを抱きながら

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