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【2月16日】ドル円は底堅く推移

現在のトレンド

ユーロ強含みとなっており、ECBのラガルド総裁の発言がユーロを支え、ユーロドルが続伸している。それに対し、ドルは弱含みであり、 米国の経済指標が予想を下回ったことで全般的にドル売りが加速している。

直近の注目ポイントとして、1月の米小売売上高や鉱工業生産が予想を下回ったが、米国の経済指標の弱さにもかかわらず、FRBが利下げに踏み切る可能性は低いとの見方が強まっている。欧州株の底堅い動きや米国株の続伸がリスクオンの動きを示している。

米国債券相場の動きや金先物相場の反発から、安全資産への移動が鈍化している傾向にある。日米金融政策の方向性の違いや、円売り・ドル買いの動きが注目されている。

ECBの金融政策の方向性や、ラガルド総裁の発言、経済指標のサポートがユーロを支えており、現状で最も買われやすい通貨であるといえる。

ファンダメンタル的な動きだと、直近はドル安で推移しているが、日米の金融政策の推移からドル円は底堅く推移しているが、積極的に高値を試す状況でもない。

テクニカル的な動きを示すと、上昇トレンドラインは下に割れたが、まだ上昇トレンドとして推移している。
149円半ばの強い抵抗帯からの反発の可能性も考慮に入れ、現状は1時間足の加工チャンネル内で調整中。

上昇トレンド継続

※本記事は投資助言に関するものではございません。投資判断は自己責任の上お願いします。


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