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海運産業とブロックチェーンのシナジーとは?

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。

コラボゲートではブロックチェーン分野での研究、リサーチをやっているのでご興味ある方はご連絡ください!

今回は海運、物流マーケットでのブロックチェーン技術の活用事例を紹介します。

IBMとMaerskが進めるブロックチェーンプラットフォームはロシアに向けたサービス展開もスタートしています。TradeLensと呼ばれるプラットフォームはロシアのコンテナ物流の中心地であるサンクトペテルブルク港との連携を発表しています。

TradeLensはプラットフォーム上でのデータの交換を目的としており、国際的な物流の起点としてロシアへのブロックチェーン技術を活用した展開を目指しています。

CBinsightが公表しているデータによると、サプライチェーンマーケットではいくつかのスタートアップが夫々のカテゴリー内で新しい技術の開発を進めています。ブロックチェーン技術の活用意図としては全体のサプライチェーンの仕組みの中で透明性を持った新しいサービスの展開を行なっており、デジタル技術を活用した貨物輸送システムは今までにかかっていたコストの削減だけでなく、幅広く物流システムで機能する期待が集まっています。

IBMは薬のサプライチェーン管理においてブロックチェーン活用を発表しています。ここにはウォールマートやメルクなどの企業が加わるだけでなく、コンプライアンスの観点からKPMGなどのプレイヤーもサポートします。 

この協業を通じてアメリカ政府の定めるDrug Supply Chain Security Actに従った形で、アメリカ食品医薬品局と連携しプログラムの推進を行います。特に、複数のシステム間での医薬品情報の交換は大きな課題になっており改善を加えていく形で考えています。

スイスのパナルピナは積み荷のデジタル化のプロジェクトを試験的にスタートし、ブロックチェーン上にドキュメントデータを書き込む取り組みを試験的にスタートしています。

今回はこのデジタルドキュメント以外にも3つのプロジェクトを並行して動かしており、積み荷をデジタル化していくことで新しい分散型のシステム設計を導入していく予定です。

海運産業はブロックチェーンを活用した取り組みに非常に注目しており、今後の展開にも注目です。

本日のトピックは以上で終了です!

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