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【術後1年目検査】『エコーを止めるな!』ドキドキするやないの!&転移の検査について思う事

全摘手術から1年が経ちましたので、
胸部のエコー検査をもって、1年目の定期検査です。

エコーって、プローブ(エコーの機械の、皮膚に充てる頭のとこ)が止まるとビビりませんか??
ジェルを塗ってプローブを滑らすじゃないですか? そして、止めて撮影ボタンを押すの繰り返しですけど、余りに多いとビビりません??
今回、リンパ郭清なしの右は、ほぼ止まることもなくスッっと終わったのに対して、郭清した左側はやたら止めるし、やたら撮影しているし、
「なんか見つかったかも・・・」
当然だけど、エコーの技師さんに説明を求めるわけにもいかないし・・
結局、3週間後の主治医との面談までわからずでしたが、結果は所見なし。
無事通過でした。

「全身大丈夫!」というわけではない

1年検診結果はあくまで「乳腺科」としては、所見なし なだけなんですよね。
「胸部の局所転移はないよ」ということだけなんです。
全身の検査をするわけではない。
遠隔転移については、ステージ1ならそんなに心配しないでいいけど、3Ⅽとなると心配にはなる。
しかし、その他の臓器の検査は患者任せになるんですよね。
そこが、癌になってみて初めて分かった意外なところ。
血液の腫瘍マーカーは定期的に見てもらっている(私は術後に薬物療法中なので、毎月病院にいき採血があるので)
けれど、MRIやPET-CTなどの画像診断は1年目だからといってナシ。
どこかが痛んだ、とかの申し出があって初めて行えるようです。
それも、主治医が癌の疑いと思わなければ、一般の総合病院での診察を薦められます。
それは、ここが「がん専門病院」だからなのかもしれません。
患者の他の病気かもしれない細かい痛みや主張をいちいちがん専門の医師に見せるほどのマンパワーがない。
大学病院などの総合病院であれば、すぐ他の科へ紹介状書いて回してくれると思います
(転院前の大学病院は、どっか痛いというとすぐよその科に回してくれた)

1周回って会社の健康診断がカギか

結局、患者の主張だけではなかなか検査に行きつけないので、逆に会社の人間ドックが重要になります。
そこでなにか引っかかれば、紹介状を書いてもらえるわけで、今の病院にかかることができるわけですね。
逆説的ですが、人間ドック、これ大事。

病院による相違

先述しましたが、術後の対応というのは病院ごとで違うようです。
どんな検査を、どの程度の患者の主張で行うのかは病院により異なるようです。
もちろんステージによっても違います。
私もそうですが、ネットで調べ上げて不安にならないようにしましょう。

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