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電車の中のよくある話

妻からこんな写真が送られてきた。

ここは優先座席。
左端は、やや高齢のおじさん。
足大開き。
2人目は、20代と思しき男性。
スマホに夢中。
3人目は、見たところ40代くらいの女性。
スマホに夢中。
4人目は足から判断すると、体格のいい男性か。この時、電車はガラガラではなく、立っている人も結構いたとのこと。
妻が言いたかったのは、
「詰めろよ」

最近は僕も電車に乗ることが以前よりも多くなり、似たような光景を目にすることがある。
中には、自分の横にカバンを置いているおばちゃん。
それを、網棚に置くか、膝の上に抱けば、あと一人座れるのに。

以前はこんなことはなかったと思う。
人が増えてきたら、お互いに、くいくいっと腰を寄せ合ってスペースを作っていた。
その狭いスペースに、おばちゃんが大きなお尻を食い込ませてきたりして。

確かに、コロナの頃には、間を空けて座ることが推奨されていた。
その時なら、仕方がない。
でも、今は5類となり、マスクをつけている人もかなり減ってきた。
たまたまこの写真に写っている人はマスクをしているが、電車でもしてない人は結構いる。
それなら、座席を詰め合うのも、元に戻したらええんちゃうのん。

コロナのお陰で、僕たちは身体を寄せ合うことまで忘れてしまったのだろうか。
それとも、今でも衛生上の観点から、このように座ることが推奨されているのだろうか。
でも、いろいろなイベントではみんなもみくちゃになってたりするのに、それはおかしい。

コロナが5類になって、以前の生活が戻ってきているが、戻らないもの、もう忘れてしまったものもたくさんあるのではないだろうか。

今では、何となく、スマホさえ見ていれば、いろいろ許されるようだ。
ちなみに、2番目の男性、高齢者が来ても、詰めも立ちもしなかったとか。
いやいや、スマホ見てたから仕方がないよね。
電車の中のよくある話。

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