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80年経っても変わらない『トムとジェリー』

【個人的な評価】

2021年日本公開映画で面白かった順位:26/49
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★☆☆
      映像:★★★★☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】

アニメ
トムとジェリー
実写とアニメの融合

【あらすじ】

とあるニューヨークの一流ホテルで、世界中が注目するセレブカップルのウェディングパーティーが行われることに。ホテル中が準備に追われる中で、ある事件が起こる。

あのいたずら好きネズミのジェリーがホテルに引っ越してきて大騒ぎ!新人スタッフのケイラ(クロエ・グレース・モレッツ)は急遽"ネズミ対策"として猫のトムを雇うも、ふたりはホテル中を巻き込んだ壮絶な追いかけっこを繰り広げ、ウェディングパーティーを台無しにしてしまう。

その責任を取らされる形でクビになったケイラを助けるため、そして新郎新婦のため、トムとジェリーはタッグを組むことになるが――。

【感想】

80年ですよ。この猫とネズミがケンカを始めて。長い、長すぎる。んでもって、「ケンカするほど仲がいい」の世界で最も有名な代表例でしょうね(笑)

小さい頃に観た『トムとジェリー』が実写とアニメの融合で甦るというので期待していたのですが、まあ『トムとジェリー』でした。それ以上でもそれ以下でもないって感じです。半分いい意味で、半分悪い意味です(笑)

いい意味では、安定感。変わらない面白さがあります。
悪い意味では、倦怠感。結局またそれかいっていう。

まあ、彼らの物理法則を完全に無視したハチャメチャなドタバタ劇が好きな人なら楽しめると思います。けど、大人よりは子どもの方がハマるかなっていう印象でした。キュートですけどね。トムもジェリーもこの上なくキュートなんですけど、映画だからと言って、特に何か新しいことがあるわけでもなく、物語性も強いわけじゃないから。

実写と融合した見事な映像は圧巻でしたが、今の時代だったらそこまで新鮮味はないかもしれないですね(笑)実写とアニメの融合なら、『ロジャー・ラビット』(1988)の方が今観ても驚きがあります(あの時代であのクオリティという意味で)。なので、今回は普通に2Dアニメーションだけでよかったような気もするんですよね。

でも、今回一番僕が推したいのはクロエ・グレース・モレッツです。尊い。尊すぎる。グレーのスーツを着てあんなにかわいいの、彼女ぐらいじゃないかって。それだけは一見の価値アリです。

あと、このシリーズ観ていつも思うんですけど、ネズミって本当にそんなにチーズが好きなのかってのと、ゾウって本当にそんなにネズミが苦手なんですかね(笑)


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