配役のせいですぐに犯人がわかってしまった『ビブリア古書堂の事件手帖』

原作はもちろんのこと、ドラマ版も見ていない。
これが初ビブリア。

最初に主人公が最愛のばーちゃんを亡くしたところから始まるのは、
個人的にはうるっときたね。
俺も亡くなった大好きなばーちゃんを思い出したわ。

さて、その主人公たちが古書をキーアイテムに、
祖父母の色恋にたどり着く物語だけれど、
全体的に古書の持つノスタルジーな感じが風流だなと思った。

普段、読書はまったくしないのだけれど、
物質としての本は割と好きで、
この前も古い映画のパンフレットを求めて神保町に行ったとき、
古本屋の雰囲気がいいなと思ったので、
この映画でも同じような感覚を味わえた。

話としては割と普通なんだけど、その世界観が好き。

とはいえ、大切な古書をみんな素手で触りまくってて、
あれいいのかなと思った(笑)
普通、手袋とかするもんじゃないの、指の皮脂がつかないように。

あとね、これ、ちょっと配役ミスというか、、、
いや、キャラと役者がかけ離れているとか、
演技力がどうとかっていう話ではなく、、、
タイトルにも書いたけど、
その配役のせいで犯人がすぐにわかってしまうんだよね。
ここ1週間以内に公開された映画を見れば、その理由はわかる(笑)

とはいえ、ビブリアの方が公開が早かったので、
"あっち"では逆のことが起こっているのかも?

まあ、もともとライトミステリーというし、
映画自体も半分はラブストーリーだったから、
犯人の重要性はそんなにないのかな、、、?

とりあえず、太宰治や夏目漱石の本を少し読みたくなった。

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