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『アベンジャーズ/エンドゲーム』に連なる最後の補完物語『ブラック・ウィドウ』。3つの見どころをご紹介!

【個人的な評価】

2021年日本公開映画で面白かった順位:1/134👑
   ストーリー:★★★★★
  キャラクター:★★★★★★★★★★
      映像:★★★★★★★★★★
      音楽:★★★★★
映画館で観るべき:★★★★★★★★★★

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】

アクション
アメコミ
スーパーヒーロー
マーベル
アベンジャーズ

【あらすじ】

ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)の前に突如現れた“妹”エレーナ(フローレンス・ピュー)。姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。

だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動き出す!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

【感想】

マーベル・シネマティック・ユニバース第24作目。前作の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)から2年も待ちましたよ。。。再び映画館でマーベル作品が観られることを……。やっぱりあのオープニングは映画館で観てこそですよね。しかも、僕が観た回では、以前ネットで公開されたマーベルの今後の作品のラインナップを紹介したPVも流れてテンション爆上がり。以下のこれです。

<これまで謎に包まれていた彼女の素性がついにわかる>

今回の映画は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)から『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)までの間、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフに起こった出来事を描いた作品です。

彼女はなぜスパイ組織に入っていたのか。レッドルームとは何なのか。そこで彼女が手にしたものとは。彼女の素性がついに明らかになるマーベルファンならなおさら必見の映画です。

<見どころ①:バリバリのアクション>

マーベル作品といえば、やっぱり超ド派手なアクションシーンは外せません。今回もスピード感あふれる格闘シーンや、ヘリでの救出シーン、道路交通法ガン無視のカーチェイスシーンはしびれるほどかっこいいんです!!中でも終盤のレッドルームでの戦いは、映像がすごすぎて目が追い付きません!!

<見どころ②:新たなる敵タスクマスター>

今回のヴィランは新登場のタスクマスター。

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(公式サイトより引用)

注目したいのはこやつの能力です。目で見たものを完コピすることができ、ブラック・ウィドウはもちろんのこと、キャプテン・アメリカやホークアイ、ブラックパンサーの能力も兼ね備えており、まさにひとりアベンジャーズの勢いでした。今作には他のキャラクターが出ないからこそ、彼らを思わせる技の数々はある意味みんながその場にいるかのようでした!

<見どころ③:家族>

でも、単なるアクション全開のスパイ映画で終わらないのがこの映画のいいところです。レッドルームによって人生を狂わされたブラック・ウィドウですが、そのレッドルームにいたからこそ、偽りとはいえ"家族"ができたのも事実。実の親と引き離され、孤高の存在として描かれていましたが、気を許せる家族が、アベンジャーズ以外にもいたんです。この家族がまたみんないいキャラしててね!パパのウザい自分語りとか、エレーナからナターシャへのいじりとか(笑)今回、全体的に暗めの雰囲気ですが、唯一笑いのあるところです。

そんな彼らを守るため、また過去のミッションで犯した"罪"を償う意味合いもあったからこそ、彼女は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で、自ら犠牲になることを選んだのではないでしょうか。そう考えると、ちょっと目頭が熱くなります。とはいえ、だからこそ生き延びなければならないのでは、、、とも思いますけどね(笑)

<その他>

ラストの展開には注目しておいてください。コロナの影響で公開順が前後してしまいましたが、本来であればこれがフェーズ4の第1弾だったんですよ。そして、このフェーズ4はディズニープラスで配信されているドラマシリーズとも密接に関わってくるんじゃないかってことが、今回の作品でよくわかります。『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(2021)を観ていた人は何か気づくことがあるかもしれません。『エンドゲーム』でホークアイとペアだったことも運命だと思いますね。まだまだつながっていきますよ、これは。

本作は明日からディズニープラスで追加料金を払えば観ることができますけど、やっぱり映画館で観てこそです、ブラック・ウィドウの生き様は。ぜひIMAXでご鑑賞ください。


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