2019年公開映画189本中179位。

日本を代表する名優、役所広司が出てるってことで、
ちょこっとだけ期待してたんだけど、
これはまったく響かない映画でした。。。

エベレストのデスゾーンに飛行機が墜落して、
そこに戦争を引き起こしかねない重要機密文章があって、
特別捜査官を名乗る悪い兄弟が、
「それを手に入れたいからガイドしろ」ってことで、
救助隊の役所広司たちがそいつらとエベレストに登るって話。

なんだけどね、、、こいつらみんな超人かって。
エベレストと言えば世界最高峰の山で、過酷な環境で有名。
腕に自信のある登山家でさえ命を落とす危険があるのに、、、
そんな場所で殺し合いしてるからね。

ピッケルでぶっ刺すわ、耳を噛みちぎるわ、銃を乱射するわで、
雪山でそんなことするかって。
まず、自分たちの身の安全を確保しろよって。

そんな中で、ヒロインはかつてエベレストで失った恋人に想いを馳せる、
懐古ロマンスも挟んでくるもんだから、
この映画の方向性がいよいよわからなくなってきました。。。

しかも、エベレストを登るにしては装備が軽そうだったし、
しれっと頂上に着いちゃったりしてて、
2015年に『エベレスト 3D』を観た身としては、
これもはやファンタジーなんじゃないかって思ってた（笑）

いろいろとっ散らかってる上に、ストーリー性も薄くて、
正直面白いとは言い難い。。。
役所広司がね、英語と中国語で演技していて、
そこはすごいなって思ったんだけど、
基本雪山で取っ組み合いしてるだけだったから、
全然彼のよさが出ていなくて残念でした。。。

日中合作映画ってことだけど、、、
中国映画に役所広司が単身乗り込んだっていう印象が強かったなあ。

んー、他の映画を観ましょう（笑）