目に入るすべての映像が目の保養だった『アクアマン』

2019年公開映画19本中1位。

控えめに言って最高でした。
いや、正直ね、ストーリーはけっこう都合よく進んで行くんだけど、
それを補って有り余るほどの映像がすごいのよ。
アクションが、CGが。

話としては、人間と海底人のハーフであるアクアマンが、
弟の野望を阻止するって話で、
兄弟対決的なところが、『マイティ・ソー』を彷彿とさせるけど、
ソー以上にアクションがすごかった。

もうね、冒頭のニコール・キッドマンからつかみOK。
本当に51歳ですか?
ってぐらいの美貌とスタイルのよさからくるアクションは圧巻。

そしてアクアマンことジェイソン・モモアの無敵感ね。
ひとりで潜水艦を浮上させて、
中にいる敵をひとりでバッタバタ倒していくあのチート感、最高。

さらに、こんな赤い髪似合う人いるの?!
ってぐらいド美人なアンバー・ハード。
彼女が水を操るシーンは中2感あって憧れたわ。
ワインすらも武器にするからね。
かっこいい。。。

最強の矛トライデントを探すシーンは、
『インディ・ジョーンズ』やゲームのRPGみたいで楽しかった。

終盤の軍隊同士の戦いは、もはや『スター・ウォーズ』。
海中だけど、あれはそのまま宇宙にも置き換えられるね。

スーパーヒーロー映画なんだけど、
上記のようにたくさんの要素が入ってて、
そのどれもが個人的に好きなやつだったから、
この映画は大満足なんですわ。
個人的にはイタリアの市街地戦がすごく好きなんだけど、
全編通して、とにかくバトルが激ヤバ。

そのヤバさはヒーローの強さに起因すると思っていて、
マーベルが、人体実験や特殊スーツなどで
「人に毛の生えたような強さ」のヒーローが多いのに対し、
DCは「超人」だからさ、そもそも人間じゃないんだよね。
だから、個々の強さがマーベル以上。
殴った後の吹っ飛ぶ距離とかおかしいから(笑)

それだからか、今のユニバース系映画だと、
DCの方がやや設定が子供向けかなと思う。
いや、それがすごくいいんだけどさ。
エンドクレジット見ると、Digital Artistsの項目で1,000人以上いたから、
もうこのクオリティ邦画では絶対無理だなと。

近くにIMAX版ないのが残念だけど、
これはマジで映画館で見るべき映画です!!

あとは、この『アクアマン』がよかっただけに、
『ジャスティス・リーグ』で中途半端に出してしまったのが、
今となってはちょっと残念だなーと。
「あんた誰」感しかなかったから。

マーべルみたいに、ヒーローひとりひとりを認知させた上で、
ここぞというときに集結させるのがよかったと思う。

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