オリジナル版を観た人でも楽しめる『THE UPSIDE/最強のふたり』

2019年公開映画218本中80位。

2011年公開のフランス映画『最強のふたり』のリメイクです。

事故により首から下が麻痺した
大富豪フィリップ(ブライアン・クランストン)と、
失業中の黒人デル(ケヴィン・ハート)の友情を描いた実話ベースの話。

穏やかで知的なフィリップと強引でガサツなデルという凸凹コンビが、
お互いに影響を与え合って変化していくヒューマンドラマ。

基本的な流れはオリジナル版と同じだけれど、
けっこう変わっているところもあるので、
オリジナル版を観た人でも楽しめると思う。

一番の違いは、オリジナル版は終始2人の仲はよかったけど、
今作は途中でフィリップとデルが仲違いする展開になっていて、
より惹き込まれるストーリーになっているところです。

他にも、秘書の人物背景やデルの家族構成が変わっていて、
それによって構成もまた違ったものになっているから、
オリジナル版が好きな人は観てみてもいいかもしれない。

が、個人的には、リメイクする必要はあんまり感じなかったかな(笑)
オリジナル版がすごくいいので、あれはあれのままでって思う。

あと、黒人はオマール・シーの方が断然いい。
彼、背が高い(190cm)からあの強引な役にピッタリなんだ。

ケヴィン・ハートは163cmと小柄で、
もちろんそれに合ったキャラクターにはなっているんだけど、
オマール・シーの方がより役にマッチしてるなって思った。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?