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みんなだいすき、ULTRAMAX400

あいさつ

文章は硬いかもしれないけど、ゆっくり読んでいってね!✌️


特徴

特徴的な青みで綺麗な発色
ISO400という高感度特性
価格はともかく手に入りやすいフィルム

撮影場所が充分明るい場合、特徴的な青色が出る。ハイライト部に若干青みがかかる。
撮影場所が暗い場合で室内や夜景を撮影した場合、暖色傾向が強くなり黄色がかかる。

色温度が低い(タングステン)時とは違う青色の出方が特徴的なフィルム
だが、それ以外の色もかなり発色が綺麗。
粒状感も荒すぎるということはない。
フィルムらしさを維持したまま高画質で撮影できる万能フィルム。

私観

以前は購入しやすい価格のフィルムだったのだが、昨今の価格高騰により気軽に使えるものではなくなった。
だがシネフィルム以外にISO400のフィルムの選択肢はそこまでないためにスナップの有力候補。
特にオーバー時の白色にかかる青みが好みである。
→この白色はポートラ400を飛ばし気味に撮った際に似たような色が出るように思われる。
青天時の空の青色がかなり印象的な色味で発色される。
これらの色味は他のフィルムでは出ないので、ここが気に入ってしまったら使わざるを得ない。
昼の青天時には青が印象的だが、夜や室内で使うとまた印象が変わるのもおもしろい。

ポートレートにもスナップにも、その気になれば風景にも使える万能フィルムなのでこれからも使っていくだろう。


作例

ハイライト部分の白色が少し青みがかった発色となっているが赤色も綺麗にでている。
アンダーの部分も潰れることなく描写されている。


空の青色、河津桜の淡いピンク色が綺麗に出ている。
カラフルなシーンでの風景撮影やスナップ撮影に向いているフィルムと言えるだろう。


青空が印象的な写真。
記憶の中にある空の色に似ている気がする。
晴れの日に空と被写体を合わせたら記憶の中の風景を引っ張り出したかのような色味に仕上がるだろう。


光量がアンダーの場合、照明部分が黄色がかる特性が確認できる。
夜景を撮影した時などは青色が特徴的だったことを忘れるくらいの色味の変化がある。
だが、暖かい雰囲気の写真となるので使いにくいという印象はない。


撮影時に光量が十分でない場合は、スキャン時に明るさを持ち上げられるのでコントラストが低下するがそれでも発色は綺麗なほうだ。


おしらせ

フィルムの個人的なレビューをまとめた本を作成しています〜
完成したらまた告知するので、ぜひ読んでもらいたいです。

完成予定は今月1月末を予定しています!!

よろしくお願いいたします!

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