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愛しているから食べる、愛されているから食べられる これは私が幼い頃母に連れられて行った小劇場で観た演劇の劇中歌だ 全体的に暗い話だが、愛するものを食べるという文化のある人間と、そうでない人間の話だったと思う 主人公側の仲間たちは全員食われて死んだ 私は、知らないものはなんでも食べてみたいと思っている 今日はくら寿司で「パンガシウスのにぎり」というものがあってとっても食べたかったのだけど、完売していたのか食べられず今も心残りになっている 若い頃は若者特有の尖り方をしていた

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      「ななさんと友達でいたいから、一緒には暮らせない」 男に振られたみたいなセリフだが、将来一緒に暮らそうと猛アタック中の親友に言われている言葉だ。 彼女は同居することで生まれるお互いのストレスにより、仲が悪くなることを懸念してくれている。 確かにかなりリスクがある話だと思う。 彼女を失うと私はいよいよ孤独だ。 たしかに彼女の言う通りだな、と考えている。 でも 少なくとも私は恋人や結婚相手と暮らすよりも、彼女と暮らすほうが向いているかもしれないな、と思っている。 そして他にも友

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        「自分を大切に」 いつから流行っている言葉なんだろう。 私は自分のことが大好きなので、自己肯定感が強い人間だと近年まで思っていた。 しかし最近、人から大切にされることにザラつきを感じる自分に気付き 「自分を大切にしてくれない人たちと過ごしている方が気が楽な自分」 が存在していることを知った いやすぎる… 私はよく「辛いことが起きたときに、すぐあとにもっと辛いことが起きたので大丈夫だった」みたいなことで切り抜けてきた いやすぎるのだが、実際これが一番精神的になんとかなる

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          子育てって大変!お母さんって大変!というムーブメントはなんとなく苦手意識がある そういうのはいいから、4億円ほしい でも実際大変だし、今の世の中の子育て世代の皆様は本当に素晴らしいと思っています(忖度) 私は子供を1人産んでいて 二人三脚のように一緒に生活してきた お腹から出てきた日から、この若者に何もかも教えてもらおうという気持ちでやっている 赤ちゃんというものはなんだか崇高な存在で、全知の神のように見えた 里帰りから帰った後、1人で育児をしていてもさほど辛くならなか

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          "「親しみやすい」で人気の芸能人が、実際に会ってみるとすごく美人だった" という現象は古来より各国で確認されているが それは動物界にも起こりうることだった かの有名な町田リス園に行ってきた。 町田リス園。「リスはともだち」の看板を大きく掲げ、凶悪なリスが人を襲う看板で有名な楽園だ。 園のメインは「タイワンリス」というリスたちで、写真で見るとなんだかツルリとしていて、率直な感想は可愛くない。 プレイリードッグからフワフワ感を抜いたような感じで、野ネズミほど耳も大きくなく、

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          ベニシア・スタンリー・スミスさんが今年の6月にお亡くなりになった。 ご病気だったのは知っていた。どうかどうか、少しでも辛くない最期であったらいいなと思う。 ベニシアさんは私の支えだった。 私は生涯少女趣味なので、当然ガーデニングが好きである。花冠とか作れる。かわいいね。 しかしマンション暮らしが長く、夢に見た花が咲き乱れるお庭とは縁遠い生活をしてきた。 昔、狭い部屋なのにやけに広い庭がついた木造アパートで暮らしていたことがあり、その時は「きっとこれが私の最初で最後の庭に

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          私には親友のポケモンがいる。 ポケットモンスター世代であるにも関わらず、持ち前の要領の悪さからゲームを遂行することが出来す、アニポケのみの知識で渡り歩いてきた。 151匹は知っているので、好きなポケモンを聞かれるとフシギダネと答えている。 爬虫類や両生類が好きなこと、アニメで声を担当している林原めぐみが好きなこと、高校時代に少しだけプレイしたポケモンで、当時付き合っていた恋人の名前をつけて可愛がっていたことなんかがあって思い入れがある。フッシー!ダネダネ!かわいい。