-Ep.9-
2023/6/19~6/20
インドでの宗教婚(ヒンドゥー教式)と、結婚後の安定や幸せをお祈りするお寺参りに家族総出(約20人)で行きました
かなり伝統的な家族行事で、私にとっては家族との絆が深まるな体験だったので写真多めでお伝えしていきます🙇‍♀️

【Hindu Marriage Act 宗教婚について】

インドで結婚するには2パターンの形があります
① 宗教的な儀式 Hindu Marriage Act
② 法的手続きでの結婚 Special Marriage Act

外国人との国際結婚や、インド人同士でも
Love Marriage (恋愛結婚) をする場合は ② の法的手続きによってのみ正式に結婚が成立します

インドにはヒンドゥー教徒だけでなく様々な宗教を信仰している人が居ますが
異教徒間での結婚は基本的に現在においても家族が良く思わないなどの理由でまだタブー視されているのだそうです
この異教徒間での結婚 ＝ ほぼ Love marriageになるため ② の法的手続きでの結婚の形を取っていると思われます

【Pandi ji(お坊さん)による儀式】

※宗教婚の前日〜当日朝までについては -Ep.8- 参照

宗教婚前夜は彼の実家に泊まり
当日、儀式は彼の実家で家族のみでやるので
朝10:00 くらいにPandi jiが来ると聞いていたのに 9:30 になっても全く準備を始める気配がなくソワソワしていました

でも大丈夫、これがインドタイムです🇮🇳😂

Pandi ji が来てお昼の12:00頃にようやく準備が始まりました

私は義理の姉にサリーを着せてもらい
家族みんな足に赤インクのペイントをしました
(結婚やお祈りの時にやるそう)

家族全員の準備が整いようやく儀式が始まりました
Pandi jiを前に、彼と私が並んで座りお経を唱えます

♦︎ お経とお供え🤲🏽
彼の手の上にお米•お花•お金など置き
私の手を重ねてお経を唱える
その後、手に乗せた物を目の前に組まれた神棚(?..神様を置いている台) に置いていきました

♦︎ マリーゴールドの花輪交換🏵️
お互いの首にかけ合います
ヒンドゥー教の中でマリーゴールドのお花は縁起の良いもので純粋性や神聖な意味を持っているそうです

♦︎ Sindoor シンドゥール (赤い粉) をつける🔴
インドの女性は結婚している印として頭の真ん中に赤い粉を付けます
儀式の中で旦那さんから初めて付けてもらい、その日からは毎日付けるそうです

♦︎ Mangalsutra マンガルスートラ をかけてもらう
インドで結婚している女性が必ず着けるもの
2人の結びつきを表しているペンダントです
儀式の中で旦那さんから首にかけてもらいます

♦︎ 2人のスカーフを結ぶ🧣
2人が一生結ばれたという意味があるそうです
スカーフの中にお米やお金を入れていた気がします

♦︎ 焚き火の周りをまわる🔥
Pandi ji が火を焚き、お経を唱えている間に
私達が火の中に薪やらガラスの破片やらを入れました
スカーフを結んだ状態で火の周りを7周歩きました
(彼が先に何周かし、その後に私が先に何周かしました)

♦︎ 赤と黄色の糸を結ぶ
Pandi ji が私達の手に糸を結びました
これは日常、お寺にお祈りに行った時にもよく付けてもらうものです

♦︎ 最後のお経
最後にもう一度Pandi ji がお経を唱え
トータル2時間程度で儀式が終わりました

【家族みんなでお寺参り】

宗教婚が終わって次の日
私達は自宅で儀式をしたため、家族総出でお寺参りをしに行きました

家から約1時間の所に結婚で有名なお寺に行きました
お寺まで続く道中ではお参りグッズ (ココナッツ•マリーゴールド•赤い粉など入ったカゴ) がたくさん並んでいるので、購入して行きます

最後は家族みんなで記念写真
遠足気分で楽しい思い出です

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