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美術展鑑賞

東京都立美術館にゴッホ展を見に行ってきました!!


美術展鑑賞は趣味の一つでした。


昨年、
茨城県笠間市にある日動美術館に行きましたが、
東京都立美術館に行くのは久しぶり。


おそらく以前に行ったのは、
病む前ですね。


久しぶりに上野公園界隈を歩き、
しみじみとしてしまいました。


5年間近く病人してしまいましたが、
どうにか元の生活にというか、
普通の人間に戻れて本当に良かった。


妖怪人間じゃないけど、


早く人間になりたーい!!


という心境でした。


ゴッホ展は良かったですよ!


メンタル病んだ芸術家、
精神病院に入院してた芸術家ゴッホ。

親近感がわきます。


ゴッホの時代は、
精神科に入院しても向精神薬を
処方されることはないので、

ゴッホも筆を持ち絵を描くことが最後まで、
できたのでしょう。


現代なら、
薬で鎮静されてボーっとされちゃいますから、
絵なんて描けません。


ゴッホが何の精神疾患だったかは、
現代の精神科医がそれぞれに分析してますが、

時に激しく情熱的で感情的すぎる、

時に冷静で静か、、、

両極端すぎる2面性が特徴でしたので、
双極性障害、
躁鬱病という診断名をつける精神科医が多いようです。



芸術家や音楽家などには、
躁鬱気質の人が多いんです。


穏やかな淡々とした気質の人から、
ほとばしる情熱と才能が溢れては 
こないでしょうから。


ゴッホ展


確か私が社会人になって間もない頃、
上野の美術館にきたんですよね。


もし、
今の夫と結婚してなかったら、
この人と結婚してたかも、

という男性とデートで行った記憶があります。


淡い思い出です(笑)


その時のゴッホ展は
有名な「ひまわり」の絵が来日してたこともあり、
上野駅から美術館まで、ずっーと行列。

美術館に入るのに数時間かかりました。

美術館の中も大混雑。

人だかりの中、
やっと生で見た「ひまわり」の絵が、
想像してたより小さくて驚いたものです。


今回は、
じっくり美術鑑賞しようと、
美術館に向かう途中、
秋葉原のビックカメラで単眼鏡を買いました。


ちょっと奮発しちゃいました。


ゴッホの絵は、
やはり南フランスに移動して、
精神を病み始めてからの絵が迫力があり
惹かれます。

油絵具か隆々と盛り上がり、
色遣いも激しく、
空も渦巻いてくる。


今回の
これぞゴッホ!という一点は
「糸杉」という作品です。

糸杉

悲しむ老人

青い上下の服

精神病院で着させられる服のようです。

わたしも入院してた時、
しばらくは病院から与えられた青いスウェットの上下を着てましたねぇ。

黒歴史です。


今回、
個人的に1番好きな絵は、

ゴッホではなく、
カミーユ・ピサロのこの絵!

写真では伝わらないけど、
とっても透明感があり綺麗。

モネもそうですが、
季節や時間によって変化する光と色彩。

光を捉えた絵が好きです。

入院していた精神科病院の窓から見えた景色だそうです。

この辺りはもう
メンタルが怪しくなってきてるのを、
絵から感じます。


精神状態って、
描く絵に出るそうですが、

わたしが1番ヘンチクリンだった時に、
もし絵を描いたら、
病んだ絵を描いたのでしょうか?


そもそも
絵の才能ゼロなんですけどね。


中学生の時、
成績は10段階。
ほとんどが10か9だったのに、
美術だけが4。

それ以来美術トラウマになってます。

芸術の秋!

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