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クリスマスイブに起きた悲劇

もうすぐクリスマスですね。今年は皆さん、どのように過ごしますか?

私は…今年始めた「ティンクルスターナイツ」というゲームの中で推しキャラを見つけたので、その子に関するSSを書いて自己満することになりそうです(笑)

この子がメルエル。主人公とは幼馴染で、再会するまでずっと思い続けてた純情乙女。最高。


まあ…今回は、推しの話ではないんですけどね💦

昔クリスマスで起こった事を話します。結構重たい話なんですが、それだけによく覚えています。


高校2年の時の今日、クリスマスイブの日の事でした。

学校の終業式は過ぎ去り、私は自宅で大量の宿題に追われていました。私立高校で来年には受験も控えるという事で、とにかく1科目に課題量がとんでもなかったんです。

その日も宿題をこなしつつ、外出して息抜きしつつ過ごしていました。

この頃は自宅のお店もかなり忙しくて、父・母・おばあちゃんの3人でなんとかやっていました。時には自分もお店に顔を出して手伝ったりしてた程です。

課題に疲れた時もお店に顔を出して、手伝いをしたりお客さんと話をしたりもしていました。


夜の6時40分頃、おばあちゃんが先に2階へ上がってきました。そのまま、既に入れてあったお風呂へ入ることに。私はその間も宿題と格闘。

7時20分頃、父が2階に上がって来てお風呂場に向かっていったんですが…何故か大きな声で「おばちゃーん!おばちゃーん!」としきりに叫ぶ声が聞えたんです。

それで気になってお風呂場に向かおうとしたんですが、父に「救急車を呼んで!」と言われたのでおばあちゃんの容態を見ないまま私は救急車を呼ぶことに。

到着後も私はおばあちゃんの姿を見ることのないまま、部屋から救急車が向かっていくのをみてました。病院には父がついて行く事になり、私は不安ながらも家で待つことに。


翌日、父からおばあちゃんが亡くなった事を伝えられました。

病院に着いた時には既に亡くなっていたそうです。死因は脳卒中。熱いお風呂に入った事による、ヒートショックとのことでした。

お風呂に入る前までは元気にお客さんとも話をしていたのに、何の前触れもなく亡くなってしまい、とても悲しみました。

おじいちゃんを小学3年生の時に無くしたんですが、その頃はまだ死というものがよく分からず「どこかに行っちゃったんだ」という認識でしたが。大切な人が亡くなるってこういう感じなんだなと、身に沁みました。

クリスマスの日でしたが、おばあちゃんの訃報により、用意していたご馳走の味がよく分からなかった位に落ち込んだ私。

こんな経験から、暫くはクリスマスが近づくにつれて悲しい気持ちが募るようになりました。


因みに、家族は私におばあちゃんが倒れてる姿を会えてみせようとしなかったみたいです。

私は本当に感覚過敏な体質持ちで、倒れてる姿を見て私まで気分を害してしまうかもしれないと、家族が配慮してくれたみたいです。

多分、直接見てたらトラウマになってたかもしれません。ここは家族に感謝です。


現在は乗り越えましたが、この日は仏壇に上がっているおばあちゃんにお線香を上げています。

「もっと大切にしておくべきだった」とか後悔することもありますが、いくら話しても返事なんて返ってきませんからね。せめてものこれくらいはという考えの元の習慣です。

以上、クリスマスイブに起きた悲劇でした。


流石に湿っぽい記事で1日を締めたくないので、今日はもう一本記事だそうかなと思います。

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