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「四季の森公園小暑花歌 十七首 上」

花火のよう
たまやぽんぽん
さるすべり

百日紅 赤
白もあります

花咲きて
化粧薄める
半夏生(はんげしょう)

半夏生 白い花が咲き始めると白く半化粧した葉は緑に戻る

七月の
花嫁の真珠は
藪茗荷(やぶみょうが)

藪茗荷

山中の
絢爛豪華な
百合の女王

山百合

ひとつ花
小皿寄せあい
盛りたてる

大多福紫陽花(おたふくあじさい)

紫陽花は
ドライフラワーと
なり始め

紫陽花 枯れても良し

一枝に
蕾花実と
小紫(こむらさき)

小紫 別名小式部

薔薇のよう
八重山吹
二度咲きか

八重山吹 春の花なのですが…

藪萱草(やぶかんぞう)
雄しべ花化け
暴れ咲き

藪萱草 咲き方が乱暴に感じるのは私だけでしょうか?


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