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わたしの脱ステ体験談~アトピー持ちの方へ~

こんにちは!丸山です。
今日は自分の人生で大きな転機となった脱ステロイドの経験を記したいと思います。


脱ステロイドのきっかけ

脱ステロイド(以下、脱ステ)とは、アトピー等の体質の方が長期期間ステロイド剤で症状を抑えてきたところ、ステロイドの使用をやめるということです。
一見、簡単なことに聞こえますが、長い間薬に依存してきた身体はバランスを崩し、副次的な症状を生じるため、怖くて薬をやめられない人が多いのです。

だって、薬さえ塗っておけば痒みも抑えられ、一見肌は綺麗に保てるので、わざわざつらい思いしてやめなくてもいいでしょ。

その気持ちもわかります。

でも、年齢を重ね健康を意識し始めるようになると、そうやって世間が当たり前に信じている医療にも疑問を持ち始めるようになりました。
本当の健康は何か?本当の美とは何か?

色々と自分なりに勉強した結果、私はその答えを自分本来の生きる力だと考えるようになりました。
薬や医療に頼るのではなく、メイクやエステに頼るのではなく、自己免疫力ともいうのでしょうか、自分の身体が備えている力で健康で美しくあることを大切にしようと決めました。

脱ステでつらかったこと 〜よく眠りたい〜

ステロイドをやめるのは怖かったのですが、美人塾でお世話になっている吉村先生のサポートがあったので、何とか乗り越えることが出来ました。
ステロイドをやめたときにまず訪れたのは、痒くて眠れなくなる毎日でした。
ポリエステル等の化学繊維を使った衣類からの刺激、寒暖差という刺激、疲労によるうちからくる刺激などで眠れなかったのです。

様々な刺激(ストレス)に耐えうる免疫力が落ちているため、まずは薬に頼っていた抵抗力を自分の免疫力で補う必要があります。
漢方薬に補ってもらいながら自分の免疫力を上げる努力からスタートしました。漢方薬2種類を1日2~3回のみながら、食事はキノコ類や海藻などを多めに摂り、ミネラルも多めに摂りました。また、冷えが天敵であるため、毎朝、味噌汁を摂ることも始めました。

アトピー肌は乾燥しやすいので、保湿が必須です。
紫雲膏という独特のにおいのする紫色の軟膏をべたべた塗って毎日寝ます。寝ているうちに掻いてしまうので、朝起きると爪は紫色になり、下着も血や紫雲膏の紫色がついてしまいました。
下着はオーガニックコットンのpristineさんの下着と、S.O.SさんのTシャツは痒くならず、よく眠ることができました。

2~3か月くらいはこんな生活が続きました。
まずぐっすり眠れるようになりたい。それが一番の願いでした。

脱ステの成果

自分の免疫力が育ち、少しずつ刺激に耐えうる身体になってきました。
下記がリアルな皮膚の状態ですが、本当に皮膚が真っ赤になって一気に症状が出たのはたった15日ほどでした。

わたしの脱ステ体験談~アトピー持ちの方へ~
脱ステ後、実際の皮膚の状態を示しています

まず2週間ほどで赤みがおさまり、炎症が少しずつひいてきました。

その後、痒みがだんだんとおさまり、少しずつ夜も眠れるようになってきました。紫雲膏からプロペトに変えて、漢方薬も一つで良い状態になってきました。

しかし、また無理すると痒みが悪化してくるので、無理をしないように気を付けていました。

わたしの脱ステ体験談~アトピー持ちの方へ~
2年前と現在の肌の状態です

そして、2年くらいたった今は、アトピーだなんて思われないくらいになりましたし、痒みもほとんどありません。黒ずんだところもだいぶなくなってきました。ちなみに体温も1度あがったので、風邪もひかないし、もちろんコロナもかかりません(笑)
はじめはしんどいですが、免疫力をあげれば必ずステロイドを使わずに生活できる日々が待っていると思います。

脱ステするときのオススメ

最後に、私の体験からオススメのやり方をご紹介しておきます。
①良きアドバイザーを付けて相談しながらやること
②漢方薬で補いながら実践
③体温を上げるために朝味噌汁習慣
④黒いもの(キノコ、海藻類)を多めにとる。もちろんそれ以外の食習慣は超重要。バランスのよい和食がおすすめ。
⑤メンタル、考え方をなおす。
⑥刺激のない衣類(特に下着やインナー、パジャマ)に変える

以上、経験をもとにオススメの方法をご紹介させていただきました。
③~⑥に関しては、アトピーの方でなくでも肌にストレスが出やすい方はオススメしたい習慣です。

ぜひ、今日の記事が誰かの本来の美しさに繋がりますように。



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