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#30 あいまいだった「わたしの子育てコンパス」を書いてみた

息子がこの春から年少さん(4歳になるクラス)になりました。

これまでわが家の子育ては、子育て関連のVoicyや書籍を参考にする程度。
心身健康であればOKとする。というかそれ以上のプラスαについてあれこれ考える余裕は正直ないですごめんなさい。という感じで、まずは子育て(家庭)と仕事の時間バランスをとることに注力してきました。

でも最近、見るからに息子が変わってきました。

・おむつもほぼ外れかけ、自分でできることもふえてきた。
 →教えれば実は自分でできることがある。

・具体的に話すように。
 →こちらが具体的に説明する必要もふえてきた。

・ひらがなや数字などちょっとした勉強っぽいものにも興味がある。
 →興味のタネに気づいたときに、広げるととても嬉しそう。

・好きなお友達もいれば、苦手なお友達もいる。
 →人と自分を、もしく人同士を比較するという感覚もある。

今は第2子の育休中のため、早い時間に保育園の迎えにいきます。
すると、学童から帰る小学生の姿がちらほら。あんなに遠かった小1の壁も、少しずつ自分ごとになってきている感覚。

一言でいうと【親がお世話するという子育てからの卒業がせまっている】んでしょう。
親の声かけや環境設定は何かしらこどもの将来に影響するし、教育に関して選択に迫られる場面もふえてくるんだろうなとじんわり感じてきたのです。(いや、0歳からだよ・・・というツッコミをしたい方もおられると思います、ごめんなさい)

本当は息子が心身共に健康であれば、それだけでいい。特にわが家は息子に入院歴があるので、ひしひしと感じます。
ありがたいんだけど、なんかわが家の子育てについて軸を決めておかないと、後々自分が困るんだろうなぁと焦る。

なぜ子育てに軸がない感覚があるのか?
そもそもわたし自身がどのような子育てをしたいのか、言語化してこなかったからです。

でも、頭の中で考えてもなんかよくわからない。

そう、こんな時に書きながら考えたらいい!

ということで、「わたしの子育てコンパス」を書いて考えてみることにしました。

子育てコンパスのつくりかた

目的は
①子育てコンパスをつくること
②子育てコンパスを元に、これからの行動を考えることです。
さぁ、やってみよう!

①子育てコンパスづくり

まずは自分が子育てについてどう思ってるのか、言葉のかけらが欲しい。
でも自由に考えるほど頭の中にストックもない気がするし、なんかとめどなく終わりが見えない気がする。。。正直しんどい。
なので、書く箱の数が決まっているマンダラチャートを使って、埋める!を目標にすることにしました。

ワーママはるさんの公開フォーマットをiPadのアプリgoodnote5にとりこみ、書いていくだけです。(ipadがない方は、印刷すればOKです。)
どういう子育てをしていきたいか9つの要素をかいて、さらにどうすればその状態になるかを考えていきます。

あれやこれや、ではなくわが子に伝えたいことを9つにしぼるののもそこそこ難しい。

どうしたらいいか?は自分で思いつかない部分もあったので、ネットで検索して共感できるなと思ったことを書きました。(例えば「子どものうちにたくさん失敗経験」で検索→試行錯誤する時間をとるというワードに共感できたので載せる。)

まさにアウトプット(子育てコンパスを書く)前提のインプット(ネット検索)。

日々のなかで子育て記事を読んだところで、「いいのはわかる気もするけど、忙しいし全部はできませんよね〜」で終わります。もしくは忘れます。

今回は自分なりに大切にしたいことを書いて、それを達成するためにはどうするか?とインプットしたので、頭に残りやすい気がしました。

文字だけだとだんだん疲れてきたのと、忘れそうなので、図(ビジュアル)もラクガキ程度に入れて楽しみつつ、完成しました。

どうすればいいか?が意外と出てこない、のでググって共感するものを自ら選択する。子育てのことは自分で考えなければという呪縛から逃れよう。


② 子育てコンパスを元に、これからの行動を考える


じゃ、全部今日から取り組みましょう、としてもまぁ無理です。

なので、効果が出やすいように色分けしてみました。
・今だから取り組めること
・共通していること(共通しているところからアプローチすれば効率がいい!)

共通点を色で可視化しました。3色くらいがいいです(それ以上だとごちゃごちゃになる)


今だから取り組めること

育休中で時間的余裕があるからこそお出かけする、引越予定なので導線やものの配置を使いやすくする、ということがわかりました。

速攻、実家の母が来るときに、保育園をあえて休んで息子と2人でお出かけする計画を立てました!また引っ越しを機に、あるクローゼットをこどもたちの準備空間にしようと夫と今話しています。

共通していること

意外とシンプルに2つだけ。でも究極にむずかしい2つです。

・ゆとりが持てる時間設計をして、子どもの言動を受けとめる、待つ

・親自身がありたいと思っている行動をとる

1人目の復職時も時間にゆとりがなく、夫とわたしが余白・余裕を持てずに苦しんだことがありました。

ということは、1人目と同じ働き方・生活スタイルのまま、2人目育休から復職すると、理想と現実のギャップで苦しむに違いない。
というかなりリアルな問題がむき出しになってしまいました。

もっと何かをやめるか、減らすかした方がいい。

結果、まずは日々の中で時間が不安定&長くかかっていた息子の睡眠問題を工夫することを決意。現在寝かしつけや寝室の遮光にせっせと取り組んでいます。

子育てコンパスを書いてみてよかったこと

自分の頭の中になんとなくあった「子育てにおける理想」を書き出してみました。
結果、わが家の場合は知育とか習い事とか以前に、余白がある時間設計をしよう、親が手本となる行動を日々とろうという超シンプルな課題に辿り着きました。

向き合わずになんとなくあくせくやっていたら、いつか爆発してたかもしれません。というか向き合っていなかったら、むしろ教育の何かに手を出して(=今の状態に、さらにたし算をして時間管理を難しくしてしまう)、よりキツくなっていたかも。

今やってみてよかったです。

時間管理については、以前の記事に書いた通り、大部分を占める働き方にもいつかは及ぶんだろうな、、、と思いつつ。

次の復職まではまだまだ時間があるし、小1の壁がくるのは3年後。
ズバッと解決はできないまでも、パートナーである夫と相談しながら、
どうやって少しずつ理想に近づけていくかはこれからの宿題です。

そして子育てコンパスを書いてみるって面白い!
他の方と書いてみて、お互いの価値観を安心安全の場で、共有し合うとかも使えそう。エピソードとして語り合うことで、なぜその言葉にたどり着いたのか自分で再確認でき、自分軸ならぬ子育て軸・親軸が育ちそうです。

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