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難病申請と難病患者福祉手当の申請レポ(手続きの流れ)

こんにちは。
今日は市役所で難病申請と難病患者福祉手当の手続きを行って来ました🙋‍♀️
これはそれぞれ別の制度なので、別に申請が必要です。
私のところでは難病申請の様式を取りに行った時に、市役所の方から福祉手当についても案内してくれて、一つの窓口で一度に申請することができました。

難病申請にはそもそも申請の基準があります。
これを満たしているかは事前にわかるので、申請が通るかは出す前にある程度見通しがつきます。

主治医によってはこの基準を十分に把握していない場合もあるので、自分で調べた方が無難です(私の主治医は難病指定医でしたが、私が申請基準にまだ該当してない段階で申請を勧めていました)

該当するかどうかの見極めについては、以前に書いたのでこちらを参照してください。

では、申請のステップを整理します。

  1. IgA腎症の確定診断を受ける

  2. 難病申請の基準に該当するか確認
    ※自分で分からなければ市役所に聞くと無難

  3. 市役所で難病申請の様式(臨床調査個人票等)をもらう

  4. 病院の外来時か文書受付で様式(臨床調査個人票)を提出。3500円位かかった。

  5. 病院から記入された様式が返ってくる(私は郵送で1ヶ月待った)

  6. 様式(臨床調査個人票)、本人確認書類、保険証、口座の分かるもの、役所によってはハンコを持って、役所へ
    ※持ち物は事前に役所に確認が無難

  7. 市役所の証明書の窓口で本人確認書類を提示し、住民票と課税証明書を取得(難病申請で使うといえば無料)
    ※マイナンバーカードを提示すると住民票と課税証明書の添付は不要。でも他に申請書が増えて逆に面倒と言われた。

  8. 住民票と課税証明書を持って、市役所内の難病申請の窓口へ。保険証のコピーを取られる。

  9. 難病申請と福祉手当の申請書をそれぞれ書く。振り込み口座等記入(役所によっては押印いるかも)
    ※書き方聞きながらその場で書くと楽

  10. 申請日から受給者証が届くまでの治療は後に還付が受けられるので、領収書は取っておく。

  11. 認定されれば3ヶ月程度で「医療受給者証」が届く。落ちても通知がくる。
    福祉手当は難病申請が認められれば同時に認定される。(自治体によるかも)

  12. 医療受給者証が届いたら、⒑の還付手続きをする。

  13. 申請から半年程度で福祉手当振り込みが始まる。(〃)

  14. 医療受給者証は1年ごと更新する。更新が認められれば福祉手当の支給も続く。(〃)

思ったより、ステップが多くなってしまった😂
すごく面倒に見えると思うんですけど、やってみるとそうでもないです🙌

多少面倒ですが、それだけすごく大きいメリットがあります!!
お金が全然違います!
難病申請については上の記事を見てもらえればと思いますが、簡単にここでも。
所得によって月の自己負担限度額は2500円から3万円となります。
会社員なら大抵、1万か2万になる人が多そうですね。
詳しくはこの図の赤丸をご覧ください。


ちなみに、これはIgA腎症の治療だけにかかる上限額で、私は2万でした。
今までは高額療養費制度を利用していて、これもその人の所得によるんですが、私は月の上限が8万円くらいだったかな。。
この6万の差はでかいです。入院とかあると特に。
もちろん、差額ベッド代や食事代、衣服のレンタル代等は治療費に含まれませんので別途支払いが必要です。
にしても、これはやる価値あると思いました💰

徒労に終わらないように、基準は事前によく確認したほうがいいと思います😇
お金も3千円くらいかかるので。
あと認定される場合、申請日から受給証は有効なのでタイミングが大事です。
なるべく基準に達したら速やかに申請すると、次の外来や入院から適用できて無駄がないです❣️

ちなみに、私の場合は2万以上かかった時は2万円をお支払いですが、2万未満になるとどうなるのか。
これは自己負担が「2割」になります❣️
これは限度額は人それぞれですが、限度額未満の時は共通のようです。
2割と3割は大違いですよね😳💦

更に、認定される場合申請日から有効になるため、受給証がまだ手元に無くても、それまでの通院・入院は還付の対象になります。
還付も忘れずに申請したいところ。
領収書はちゃんと取っておくよう案内されました。

次に「難病患者福祉手当」についてです。

この主に市町村がやってる「福祉手当」は、難病申請に比べて影が薄いものの、これも強力な制度だと思います。
指定難病の患者に対して月々や年額で手当を出す制度です。

自治体それぞれでやってる制度なので名前が違ったり、金額や制度の有無も違うと思います。
こういうのって全国一律の方が平等でいいと思うのですが🙄

都内だと難病患者福祉手当、難病手当、地方だと見舞金制度とか書いてるところが多そうです。
まずは自分の住んでる市町村のHPで難病について調べるか、問い合わせをしてみるといいと思います。
難病申請する時に教えてくれるところも多いと思いますが。

例えば中野区や杉並区、いわき市だとこんな感じですね。

金額は自治体によって違うものの、基本的に一月あたり数千円ー1.7万円程度を年に数回に分けて振り込む場合が多いです。いわき市は年額ですね。

これすごく家計的に助かります😂🙌
こういった制度がある自治体は複数あるようなので、興味のある方は一度調べてみてもいいかもしれません❣️

ちなみに福祉手当の申請にあたって所得制限を設けてる場合が多いですが、そこまで厳しい基準ではないような気がしました(自治体にもよる)
心配であれば課税証明書の給与所得を確認してみるといいかもしれません。さらに給与所得から控除も色々引いた額が基準になるので、大抵の人は申請できると思いました🙆‍♀️

あとの申請制限は以下のものが多かったです。
・65歳以上は申請できない
・その他の区からの手当(障害者手当、児童育成手当等)の受給を受けている方は申請できない


福祉手当は申請段階で申請できるかも教えてくれると思うので、窓口で聞いてみるのも手です❣️

面倒ですが同じ面倒をやってる人も多いんだろうなと思うと、みなさんお疲れ様ですと思えてきます😂

皆さんの申請も無事通りますように🙏🙏🙏

それではまた〜✨

2022.3.19 軽症かつ高額該当の確認のために、書類の追加提出が求められましたので追記しました。

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