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うまく話せなくても、まとめられなくてもいいんだ。

本が好きで、子供の頃からたくさんの本を読んできた。

映画は高校生の頃に目覚めて、レンタルビデを(その頃はVHSテープ?だった)借りて観まくったし、社会人になって映画館デビューしてからは、休みの日に観る映画を考えただけでもワクワクした。

本が好きだったり、映画が好きだったりすると、たまにされる質問もやはり

「何が一番おもしろかった?」「どの映画(本)がおススメ?」など。


この質問って、まあ私も多分同じような本好き、映画好きな人と話す機会があるとしてしまうのだろうけれど、結構困る。

人によっては、その映画もしくは本の感想や情景、詳しく細部まで説明できたりして、そう言う場面に出くわすと凄いな~と思ってしまう。

私はと言うと

もちろん本も、映画も観ている時や見終わった後、好きなものは後々まで覚えているし、どういう風に自分が心動かされたか、感じたかを自分の中では表現できるのだけど、それをいざ人に言ったり、とっさに聞かれたりするとなかなか、上手く伝えることができない。

その時々で「一番」も変わるし、とっても好きで何回も繰り返し見た作品だけど、感想を求められると「すごく感動した」とか「なんだか染みたよ~」とか滅茶苦茶ありきたりな事しか言えなかったり
「ほんとにその作品好きなの?」と思われがちな感じになってしまっているかもしれない。

だから、映画を観たり、本を読んだりする時に、この作品の感想を言わなくてはいけないとしたらなんて言えばいいんだろう、、、とか考えながら観て(読んで)しまうと、その事ばかりに囚われてちっとも話が入ってこなかったり、楽しめない。

だから結局、人にどう思われようと、ありきたりな感想しか出て来なかろうと、観ている時、読んでいる時、その世界に入ってその時間を楽しめればそれでいいと思う。

人と共有する事で楽しめる事や広がる世界もあるけれど

ひとりで噛みしめて、心に蓄える事だって、きっと絶対にいい事だと思うから。


猫になりたいけど、本が読めないのは残念だなあ・・・・

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