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最強脳  アンディシュ・ハンセン著

選んだ理由
アンディシュ・ハンセンのベストセラーである、スマホ脳を読んでとても衝撃を受けたので、その特別授業であるこの本を手に取ってみました。

①幸せな自分になる方法について(1章・2章/4′10″)
幸せになるには、脳がくれるご褒美をいただく。色々ある中でこの著書では複雑化しない様に、ドーパミンの説明をしている。ドーパミンを増やすためには運動が大切であるとある。運動すればするほど脳や体への効果が大きくなります。毎回運動した後は、ドーパミンやエンドルフィンが出て幸せな気持ちでいられます。
身体の中でストレスがコルチゾールというホルモンを出し、運動をするとコルチゾールが増え、運動が終わるとコルチゾールが運動前より減る。
つまり、以前はストレスと思っていたことをストレスに感じなくなるということ。運動はストレスを減らす。

②集中力と発想力・ADHD…について(3章・4章・5章・6章/7′25″)
フロー体験という無我の境地は、集中力が高まり今じぶんがやっていること以外考えない状態。スポーツ選手のゾーンの状態になる。
なかなか集中出来ないが、集中したい時、体を動かすと集中力が上がる。しかし、必死で走るだけが好いわけではなく、長めの散歩も脳にきく。
映画にあるシーン。博士が部屋の中で歩きまわっている。そしたら突然ひらめきがやってくる。発想とは、まさにその様にして生まれる。

③運動と記憶力・スマホについて(7章・8章・9章・10章・11章/7′20″)
本を読むよりも運動。学校からの宿題をササっと片付けるには、まず机に向かうのではなく運動を30分してからの方が効率的である。
何かを手に入れた時ではなく、何かを手に入れる前、もうすぐ手に入るかも知れない時に、ドーパミンが脳内に出る。やった後よりも、やろうとする時にでる。スマホ等のタブレットやデバイスは、便利だし必需品ではあるが、好い面を取り入れて、ドーパミンの罠にはまらないようにすることは大事な事になる。

気付き
スマホ脳の著者が書いたほんですが、この内容は運動は脳に良いということに集約される。そして、それは脳内のホルモンと関係していて幸せホルモンであるドーパミンをつくりだして幸せになっていくこと。そして、コルチゾールというストレスホルモンがあり、このホルモンともうまく付き合っていくことで、結果的には自身のストレスを減らしていくことに繋げられる。それにも、運動がポイントになっている。
このタイトルでもある最強脳は運動を取り入れて脳内ホルモンを味方にしていくことかと思う。スウェーデンの小中学生の10万人が読んだ脳力強化バイブルとあるが、とても読みやすいので子供にはちょうど良い本になると思う。

読書時間
1冊20分弱で読み+αの時間でまとめました。


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