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クラフトコーラ「パーティータイム」をイメージしたショートパンツ

クラフトコーラ「パーティータイム」はサーファーの集まる鹿児島県西方エリアをイメージし、「飲めば心と体が躍り出す」というコンセプトのクラフトコーラ。

*クラフトコーラ「パーティータイム」
https://note.com/iwashitowatashi/n/n7072d75c156b

商品のデザインも出来上がって、これを海辺でイベント販売したいなと話していたときに、「パーティータイムのショートパンツとかいいんじゃない?」シャツも作ってサングラスも作って全身パーティータイムでクラフトコーラを販売する!

楽しそう。

そんな事からショートパンツを作ろうと、宮崎にあるwagonの錦田さんに相談。
錦田さんは宮崎でショートパンツに特化したアパレルブランド、「Short pants every day」を展開している。

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wagon
https://www.wagonoffice.co.jp/
宮崎市内にあるメンズファッションセレクトショップ。
オリジナルのショートパンツブランド「Short pants every day」を中心に商品を取りそろえている。

今回はwagonと業務提携している日南ファミリーソーイングさんに伺い、試作品の製造現場を見せていただいた。
日南ファミリーソーイングさんは百貨店などで販売されている「ダーバン」のスーツ等を主に手掛ける紳士服専門の裁縫工場だった。
だがコロナの影響で親会社が破産してしまい、これからどうしていこうかと考えている時に、wagonの錦田さんから、「Short pants every day」の製造の依頼が来たのだ。

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錦田さんも全ての加工を近くのエリアで行いたいという思いがあり、同じ宮崎県内にある日南ファミリーソーイングさんの噂を聞きつけ、業務提携する事になったそうだ。「Short pants every day」は2020年の秋冬のシリーズから全て日南ファミリーソーイングで作られている。

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「Short pants every day」の商品は全てハンドメイド。型から1枚ずつ手作業で切り抜き、それを縫い合わせていく。仕様書の図面を見ればどこの工場で作っても同じような商品が出来上がるのだが、その規格書通りに出来上がっているのかチェックしたり、柄物の場合はどの位置にどの柄がくると見た目が良くなるか、縫い合わせる部分の柄はつながるようになっているのか等々、仕様書には出てこない職人のプライドが商品には表れてくる。

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*女の子のマークがこの位置にくるようにという指示書

こういった細かな配慮は高品質な紳士服を作っていた日南ファミリーソーイングの強みなのだと思う。

工場内での錦田さんとのやりとりを見ていても、「あうん」の呼吸のように「あぁそうだね」、「これはこうがいいかもね」と話がすすんでいく。出来上がりが楽しみだ。

パーティータイムのショートパンツの柄は瓶のデザインと同じく、細原裕香さん。
最初はショートパンツだけの予定だったのが、同じ柄のシャツも作ってセットアップがいいんじゃないとか、帽子も出来るよとか、結局ショートパンツ・シャツ・帽子をお願いする事になった。

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最近自分の持っているものは、知り合いや関わりある所が作っているものばかりになってきた。何故それを使うのか、買うのか、それはその商品の先に作り手や関わっている人の顔が頭に浮かぶからだ。
何も知らない人のものを使うのと、作り手やその思いを知って使うのでは使っている自分としても気分が全く違う。

錦田さんに今回ショートパンツの製造をお願いしたのも、数年前にグッドネイバーズジャンボリーという鹿児島で開催されるイベントでお会いしたからだ。
その時も「ショートパンツかぁ、へぇー」と見ながら錦田さんと話をしていると、いつの間にかTシャツとショートパンツをお会計していた。
錦田さんにはそういった魅力がある。

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その錦田さんに今回お願いしたショートパンツは街履き7割、海履き3割をイメージした水陸両用のショートパンツ。表は綿100%素材なので水を含んでしまうが、裏地にメッシュ生地が入っているから海にも入れる。
海に入るつもりはなかったけど、天気もいいから入ってしまえ!川に入ってしまえ!という感じで履けます。

今年の夏はパーティータイムを身につけて海に行こう。
*ページ下部の商品ページで予約受付中です。
*完成が8月末になってしまいそうですが、鹿児島・宮崎の夏は10月までなので大丈夫です。
*サンプルの布を使用しているため色味は調整中です。

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皆さんありがとうございました。







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