見出し画像

個人作業への「なぜなぜ分析」適用のススメ【清水 範人 / Norihito Shimizu】

1.はじめに

Marvel株式会社の清水と申します👨‍💻
人生で初めてAdvent Calenderの記事を寄稿できることとなりました。
Marvelのアドベントカレンダー運営の皆様のサポートのおかげです。
運営の皆様、ありがとうございます。
さて、本記事では、自分なりに学び、やってきた「なぜなぜ分析」の個人活用について記載したいと思います👀

2.まず結論

「なぜなぜ分析」を自分の業務にも活用して自分なりの作業チェックリストを作ろう✅
① 業務/作業中に起きた問題について、真因を探る。
② 判明した真因からそれを解決する手順を考える。
③ 手順をチェックリスト化して次からの業務/作業で活用する。
④ 少しづつ自分の業務内で問題が発生しなくなる。
⑤ 自分の業務品質が高くなる!

3.考え方

私が今まで関わってきた「なぜなぜ分析」は、組織として問題の解決と類似問題の再発防止という業務プロセスの改善を目的とした分析でした。
業務プロセスに不足するタスクの追加や改善により、作業/業務を属人化させず、誰かが休みをとっても作業/業務を停滞させない、品質を劣化させない改善になります。
具体例として実装不具合により障害が発生したと仮定して例示いたします。

しかし、「なぜなぜ分析」の本質は真因を把握し、対策を実施して改善することにあると考えます。
であれば、フォーカスする範囲をエンジニア個人の作業/業務に限定させれば、個人としての業務/作業の改善にも活用できるはずです💡
上記のプロセス改善と同じ問題を実装者個人として考えてみます。

ここでのポイントは、事実の把握と自分にとって不足した行動、観点を見つけることになります。
その不足した行動、観点をチェックするリストを作り、自分の作業のチェックを行うことで次につなげていきます💡
問題が出てくるたびに繰り返し「なぜなぜ分析」を適用し、自分のチェックリストを作成し運用することで、自分の苦手な部分を補うことができます👀

このように、業務/作業中に発生した問題について、エンジニア個人としても自分の業務改善のために「なぜなぜ分析」を活用することができます。

4.もう一度結論

「なぜなぜ分析」を自分の業務にも活用して自分なりの作業チェックリストを作ろう✅
① 業務/作業中に起きた問題について、真因を探る。
② 判明した真因からそれを解決する手順を考える。
③ 手順をチェックリスト化して次からの業務/作業で活用する。
④ 少しづつ自分の業務内で問題が発生しなくなる。
⑤ 自分の業務品質が高くなる!

5.Appendix

「なぜなぜ分析」の詳細については語っていないので、ご興味のある方は以下の記事が参考になると思います🔍
https://www.ipa.go.jp/publish/qv6pgp0000000wo6-att/000071988.pdf
https://www.juse.or.jp/sqip/workshop/report/attachs/2007/2_report.pdf




こんにちは🌞Marvel広報の渡邊です🌸
今回記事を担当頂いた清水さんはエンジニア歴16年のベテランエンジニアさんです👨‍💻
その中でもプログラマー・SEと、PMとかなり豊富な経験をお持ちです✨
ぜひ、「なぜなぜ分析」個人活用してみてください👀

Marvelでは今年『Marvelアドベントカレンダー2023』をやります🎄🎅Marvelのエンジニアがクリスマスまで記事のバトンを繋ぎます🔥是非毎日のお楽しみとしてご覧ください😊
★Marvelのアドベントカレンダーはこちらhttps://adventar.org/calendars/9781

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?