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自己投資のコスパを上げるなら

本は新品を買う派ですか?中古ですか?

私の場合は中古品と電子書籍を使い分けています。

このところ、対価を払うということの意味について考えている。

安く仕入れた情報を自分の身にするのは少し難しいと感じる。高いお金を払って通う習い事では、しっかりとその分の知識、技術を習得しようと努めるものです。無料で教えてほしい『安く!無料で!』を口癖にしている人はだいたい成長スピードが遅い。

学んでいるか、学んでいないかではなく、自分にいかに投資しているかで人の成長スピードは明らかに変わる。学んでも、右から左へ筒抜け状態では学んでいるけれど身にはなっていない。歳を重ねた末に『意識だけ高いイタイ系』になるフラグがたつ。

人間は弱く、つくづく自分に甘い生き物だと思う。

だからこそ身銭をきって、対価を払うことがいちばんコスパがいいと思っている。学んでいる風で時間だけが過ぎて、年齢だけが膨れ上がっていく人生は恐ろしい。

冒頭で書いたとおり、私はメルカリやブックオフを経由して中古の本を買うこともある。この時に考えないといけないのは本の印税は新品を購入しないと作者さんには入らないという事実だ。もし自分が本を出版したときには声を大にして『お願いだから新品を買ってくれ!』ということになるはず。

資源のことを考えるならば新品はエコではないし、中古を買えば作者さんにお金が入らない。結果、作家が作家で居続けることはハードモードになる。

通常単価よりも安く仕入れたものや、無料で仕入れた情報に関しては、その分の補填を別の方法でするようにしている。それが作家さんや、情報をくれた人への対価であり、知識を自分の身にするための対価(身銭)でもある。

よかったもの本に限らずSNSを使ってシェアするし、友達と会ったときには『最近〇〇にハマっているんだ〜』『この人が言ってたんだけどね、、、』『この本がね、、、』という会話を積極的にするようにしている。

今年、私がインスタでシェアしまくった本は20冊は売れている。その中には新品を買ってくれた人もいるはず。こうやって情報が循環して、まわりまわって作家さんの利益になってくれたらいいと思う。

そして中古で買った本が良過ぎた場合には、電子書籍で書い直していつでも持ち運び可能な状態にする。結果、作家さんにもお金が入る。

どんなときも『類はともを呼ぶ』である。安く何かを仕入れたい人の周りには『とにかく安く』の人が集まる。自分のビジネスが停滞していたり、顧客に値切られる場合には、自分が何かを『安く仕入れたい』と思っていないかを見直してみるといいです。

そして自分にお金を払ってくれる人が客であり、無料でと搾取する人はあなたの客ではないということ。誰のためのサービスで、誰のための商品か、誰の意見を取り入れているか、大切にするべき意見の優先度は『お金を払っている人(客)』である。ここの優先度を入れ替えてしまうとお客がお客でいる理由が崩壊する。

自分の成長させたいところにお金をかけていくのが人生のコストパフォーマンスを上げることである。私は自分の成長に惜しみなく投資していきたいです。


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