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鰻を食べ損ねた件について<607/1000>

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こんばんは。
土用の丑の日を目前にして、日本有数の鰻の街である浜松市で打ち合わせをしたのに、滞在1時間で、何も食べずに現地をあとにして、仕事のやる気を失ったコマリストです。


仕事とはいえ、様々な場所へ移動する時には、できる限り”地のもの”を食して英気を養うということを習慣にしています。


美味しいものは好きですが、食事に強いこだわりを持っているわけではないので、〇〇を食べに飛行機に乗って、、みたいなことはしない。


だったらせめて、仕事で遠方を訪れた時には美味しいもの食べたいじゃん笑


という個人的な欲望はもちろんですが、私が”地のもの”を食べたいのは、コミュニケーション戦略としての意味があります。


想像してみて下さい。
全国的にも鰻が有名な静岡県浜松市。


駅周辺にある老舗の有名店は、夏の暑い時期になると平日でも行列が出来るほどの盛況を見せています。
#鰻の旬は
#冬なんだけどね


暑い中並ぶのしんどいなぁと思いつつ、これだけ並んでいるからには美味いに違いない!と、最高尾に並んで順番を待つあなた。


ようやく順番が来て、店内に入ると程よく冷えた冷房にほっとしつつ注文をする。


この手順を踏んで出てきた鰻は、100%美味しいに決まっています!
#保証する
#美味さ倍増


さて、ここまでは、私がよく踏む手順です。


そして、この後に商談や打ち合わせを入れるわけです。


相手との会話の流れを見つつ、直前に長蛇の列に並んで鰻を食べたことを話す。


そして、「さすが、浜松の鰻は違いますよね!」と相手の所在地を褒める。


自分のことを褒められている訳では無いけれど、住んでいる街を褒められただけで、何となく得意気になるし、悪い気はしないものです。


気持ちよくなって、こんなことを話してくれたりします。


「実は、駅前辺りにある老舗店は、観光客向けのお店ばかりなので、市民や、本当の鰻通は〇〇というお店に行くんですよ!」


「浜松には、もうひとつ有名な浜松餃子があるんですが、これまた知る人ぞ知るお店があって・・。」


こんな情報を引き出した時には、次回お会いするまでに必ず利用して、感想を伝えたり、良い店を教えてくれたことへの感謝を伝えたりという”きっかけ”にする。


もうね、間違いなく相手との距離は縮まって、ビジネスの方でも良好な関係を構築できる。


ビジネスでの信頼関係って、入口はこんなもんですよね。


相手の会社や自分の会社の商品、サービスや実績なんかは信頼関係構築に必要だけれど、結局は人と人が取引をするので、別の部分の方が関係性は築きやすい。


ここまで計算して、”地のもの”を食していることを知られてしまうと、引かれそうですが、かなり使えますよ笑


ちなみに、地のものは一般的に流通チャネルに乗っている時間(運送など)が短いため、野菜や果物なんかは特に完熟してから出荷されることになります。


このことから、市場に流通しているものと比べても栄養価が高く、風味も別格になることが多い。


ということで、コミュニケーションツールとしての利用価値はもちろんですが、個人の健康と精神的満足のためにもちゃんと効果的だといえます!


難しいこと言わないで、遠くに行ったらコンビニ弁当じゃなくてお店でご飯食べようよ!というだけのお話ですね笑

じゃ、またね〜!

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