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相談を受ける側の心得

【ラジオ体操214日目】

こんにちは。
知識やスキルはどれだけ学んでも、そのすべてを学び終えることはできないことは分かっているのに、どうしても短期的な成果を求めて”ノウハウ”を追い続けてしまう打ち上げ花火大好きコマリストです。


今日は『相手が本当に求めているものを知れ』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんは、友人や周りの人から相談を受けることはありますか?


いつも誰かしらの相談を受けているという人にとっては、当たり前のことかもしれませんが、相談してくる方の多くは”あなたの意見”は求めていませんよね。


自分が誰かに相談する時、相手が「俺は・・」とか「私だったら・・」みたいな話ばかりしてきたら、正直めんどくさいはず。


今日は、今の私が相談を受ける側になった時に意識していることを整理して、自分自身で客観的に振り返ってみるという内容です。


コマリストの振り返りには興味ないけど?というそこのあなた。
ツンデレも嫌いじゃないですw

理想的な立ち振る舞い

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さて、相談を受ける側として理想的な立ち振る舞いってどんなものなのか。


よく見聞きするのは、
・相手を否定しない
・ただ、話を聞く
・相手に興味を持つ


こんな感じでしょうか?
ここで、この立ち振る舞いを完璧にできる人を想像してみて下さい。


実は、これらの立ち振る舞いで収益を上げている人たちがいます。


それは、夜の接客業の方々。


もちろん、この仕事をしている全員がそうだとは言いませんが、基本的には来店されたお客様が”主役”であるという前提を持っていることが多い。


で、性別を問わず、”自分の話を興味を持って聞いてくれる人”だったり”自分を主役にしてくれる人”に対しては、好印象を抱く人が多いので、それを求める人がいるという構造ですね。


こういった職業の方のようなコミュニケーションを身に付けたいだったり、相談を受ける側としてこうありたいと思う方はそれでもいいと思います。


でもね、私には正直難しい。。


これに対して、話は聞いているものの、相手の話を聞いている最中に頭の中で色んなことを考えて、自分の”意見”だったり”考え”を提示する「相談受ける側が先生タイプ」というのもあると思います。


これ、特に男性に多い傾向があると思いますが、基本的には女性に嫌われやすいパターンのように感じます。


ちなみに私もどちらかというとこちら側です(笑)
#だから女性には好かれない


結局理想的な立ち振る舞いってどんなものなんでしょう?

世界のトップコンサルタントからの相談

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さて、理想的な立ち振る舞いを考えるうえで、私が参考にさせて頂いている方の話を紹介します。


この方は、世界トップ3に入るコンサルタントから、アジアで唯一認められた女性経営者S氏。


当時、書籍の翻訳を担当していたことがきっかけで、そのコンサルタントと会う機会を持ったS氏。


初めは、そんな簡単に会うことが出来る相手では無いので、何とか取り入るチャンスはないかと考えたそうです。


けれど、すぐにS氏は”事前に答えを用意する”ことを諦めました。


理由は、世界トップクラスのコンサルタントに提供出来るコンテンツなど持ち合わせていないから。


けれど、S氏はその日の対談をきっかけに、このコンサルタントから相談されるようになり、その後アジアで唯一認められることとなる。


S氏は何をしたのか?


S氏は、そのコンサルタントとの会話の中で出てきた『息子さんに関する悩み』に母親として的確に回答したんです。


つまり、会話の中で相手の問題を見抜き、解決に導く的確な助言を加えた。しかも、自分が絶対に相手より格上である「母親」というフィールドで。


この助言を素直に受け取り、実行したコンサルタントもすごいですが、その結果、成果があがったことでS氏を信頼するようになった。


数か月後に世界のVIPが集まるパーティに招待され、アジア唯一の地位を獲得していきます。


全てのきっかけは、初めて会った日にS氏がとった「相談を受ける側の立ち振る舞い」から。


ということで、私が相談を受ける立場になった時に、こうありたいと思う立ち振る舞いは、目の前の相手の話から、”問題”と”本質的な原因”を導き出して、解決策を提示するというもの。


念のためですが、相談者が”ただ話を聞いてほしいだけ”というパターンの場合には、「ただ話を聞く」という解決策を実行するので、余計なことは言いません。


毎回、ただ聞くだけなのか、
毎回、コチラの考えを提示するのか


この二択ではなく、その都度相手に合わせて柔軟に変えていくのが最も良いということなので、バランスが重要だということですね。


それが難しいんじゃん!


と思いますよね。
私もそうです。なので”自分がどうありたいのか”という理想の姿だけはしっかりと持っておくことをおススメします。


相談を受ける側の立ち振る舞いが正解か不正解かを決めるのは、結局のところ「相談者」なんです。


同じ人から何回も相談されているうちは、少なくともその相手からすれば正解の立ち振る舞いなんだと思いますよ。

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