【ニコチンレス生活742日目】
【ボイストレーニング125日目】

こんばんは。
頑張っても頑張っていなくても評価が変わらないなら、頑張らない方が得だと考える人とは共に夢を語れないと感じているコマリストです。

その昔、今後の日本は成果主義が当たり前になると言われた時代がありました。

ちょうどその頃、私は学生で年功序列が当たり前だという日本企業に絶望感すら感じていたため、成果主義が当たり前になるというのは超welcomeだと思っていました。

それから10年以上。
結局、日本には成果主義がマッチしないと淘汰され、MBAの教材として「なぜ、日本には成果主義が浸透しなかったのか？」というものが扱われている。

皆さんが知っている通り、これから先、働く人は確実に減っていくことになります。

ということは、現状の経済規模を維持するだけでも、労働者一人ひとりに課される生産性は、これまでとは比にならないはず。

これから先、本当に秀でた成果をあげられる人材が正しく評価される時代は確実にやってくる。

そうでなければ、私たちが大好きな日本という国がダメになってしまう。

だけど、日本は世界的にも歴史が深く、簡単に無くなるような国では無い。

とすると、遅かれ早かれ、成果主義が当たり前になる日がやってくるということになります。

とはいえ、既存の大企業には年功序列が当たり前の時代に作られた評価制度が色濃く残っていて、それが時代の変化への対応力を奪います。

信じたくないけどリアルな話として、多くの企業に存在する評価制度では、どれだけ頑張っても、個人の頑張りがしっかりと評価されることはありません。

個人が奮闘して成果をあげても、同僚と同じように定期昇給するので、その差はせいぜい1万円程度。

それでも何年も頑張り続ければ、その差が少しずつ効いてきて、10年もすればちゃんと評価される。

果たして、その10年を粘り強く頑張り続けることができる人がどれだけいるか？

頑張っても頑張っても、サボっている同僚とほとんど同じ評価と給料で、手を抜いた方が楽だし、頑張るだけ無駄みたいな空気が蔓延する環境。

勤続年数が長くなるほど、管理職の目の光がなくなっていくのは、こういった環境に身を置き続けているから。

だけど、いつだって悪い文化をぶち壊し、新しい時代を、文化を作っていくのは、頑張るだけ無駄だと言われながらも頑張り続けることができる人。

こういった人材が、長年頑張り続けて評価された暁には、周りもそれを認めざるを得ないので、自然と味方が多い状況ができる。

その結果、その人材がそれなりのポジションに就いたときに、改革が一気に進んだりするものです。

今、どれだけ頑張っても、なかなか評価されなくて、頑張るだけ無駄かもしれないと感じているのなら、この会社を変えるのは自分に違いないと信じて、自信を持って頑張り続けて欲しい。

あと10年したら、あなたこそが会社を救うヒーローになっているはずですよ！

じゃ、またね〜！