【フェイクニュース:後編を見て】 人を傷つける言葉を吐く前に

後編を見ました。

前編でいろいろな布石が打たれていたので、どのように終局させるのかな、と思っていたのですが後編はさらにそれぞれの立場からの主張、正義、思惑が渦巻く展開。その中で私たちは何を大事にするべきなの?という問いを突きつけられた気がしました。

前後編構成の2時間に満たない短い時間でありながら、とても内容が濃いドラマでした。最近、小中高でのイジメ(ネット含む)も増えているというニュースもありますが、ネットとの付き合い方を考え、話し合ういいきっかけになると思います。

「もし、ママが炎上したら?」
「パパはこのアフィリエイトやってんだけど。」
「いつもこんなサイトを見ているんだけど。。。」

まぁ、こんなぶっちゃけて話は始まらないとは思いますが(笑)、家族や学校の友達とも話しをして意見を交わし、今の自分が使っているネットの使い方を一度立ち止まって見直してみるのもいいかもしれませんね。

ネットは自分に都合のいい情報を取りやすい傾向にあります。
特にツイッターは以下の点で注意が必要です。
- 自分に居心地のいい情報、ニュースが目に入ってきやすい=タイムラインの世界が「正解」が絶対に正しいと信じやすい。
- 140字の制限があるので、考えが違う人同士が衝突しやすい=感情のもつれに繋がりやすい。
- 特に深い考えのない拡散(RTなど)で、容易に加害者になりやすい=安全な場所から石を投げて悦に入りやすい。

ツイッターがダメ、という話ではありません。
道具の使い方の問題です。スマホの普及で容易にネットに繋がりやすい環境になり、ツイッターに限らず使う側の人間が追いついていないのかな、と思いました。

作中にもでてきた、まとめサイトやアフィリエイトはお金が絡んできますから、また話が複雑になりますね。今回はこの部分は割愛します。

最後に、お話しの中で、勢い余って炎上の元となった人が訴えるシーンがあります。

「誰かを罵倒、人を傷つける前に」

「落ち着こう、深呼吸しよう」

ネットで簡単に人を傷つけやすい時代。
身の回りで正義の味方気取りのリンチが横行するようなことが常態化してしまう。

そんなことにならないように、自分が加担する側の人間にならないように、

まず、自分のネットとの付き合い方を見直していこうと思いました。


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前編の感想はこちら


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海外営業で英語使って使用しているので英語に関するTipsを書いてましたが、しばらくは自分のプログラム勉強用のLogに。 何か参考になりましたら幸いです。