インフレが沈静化して再びデフレになりそうな件
2024年になって企業物価指数が沈静化してきています。
以前に
若者に刺さる「持ち家は負債」論の罠
という記事を公開しましたが、その中で
今後はインフレの社会になる可能性が高いから、インフレに合わせた行動を取る必要がある
と説明したのですが
日本は再びデフレに戻る可能性が出てきています。
これはある意味凄いことで
日銀のマイナス金利政策と金融緩和の継続
円安による外国人観光客訪問によるインバウンド
日経平均株価のバブル期超え
企業の賃上げ機運の高まり
とこれだけ多くのインフレ要素がありながら、またデフレに戻りそうなのが今の日本という国なのです。
こうなってくると、インフレの継続には
日本政府の持続的な減税による、国民の実質賃金の上昇
くらいしか方法がないのかもしれません。
しかし、日本政府に減税する気がない以上
いつ再びデフレに陥ってもおかしくありません。
なので、最近目立ってきた
「インフレ時代にはこう生きろ」
と発言する投資家達やインフルエンサー達の言葉には惑わされず、データを見ながら冷静な行動を取るようにしたほうが良さそうです。
個人的に日本のインフレは
諸外国のような持続性があるように思えません。
実際、最近は近所のスーパーでは食料品価格が下がってきています。
みなさんも周りのちょっとした変化に気を配るようにしてみてください。
以上です。
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