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Curtain Fall / Lyrical School 制作備忘録。

さてさて、昨日に引き続き、リリカルスクール新譜「Wonderland」アルバムに提供しました「Curtain Fall」の制作備忘録。音源は是非以下からお聞きください。

今回、坪光君x高橋コースケ君となにげに初絡み。リリスク初期からずっと一緒にやってきた隣のクラスの奴らみたいな感覚の二人なので、純粋に嬉しかったです。

二人の手がけた初期の名曲「Photograph」とか未だにアンセムで悔しいなって感じだし…連れてってよとかもすごい好きだしね。ちょっとこう横目でライバル〜みたいな感覚でした。

プロデューサーのキム君から「ちょっと変拍子なんですけど、泉水さんならいい感じでラップ書けると思うんで、どうすか?」ってことで送られて来たトラックが9拍子(笑)。

↓以前自分のバンドで3拍子のラップを書いてたってことも覚えてたのかな。

書き始めてからがけっこー大変で3回くらい全部やり直した。なんか4拍子のクセが抜けなくて、9拍子を4-4-1みたいに捉えてしまうという…伝わりづらいな(笑)。まぁなんか9拍子を9拍子として、まるっと捉えるってのに時間がかかりました。そうじゃないと、なんか8拍子に言葉を1個足しましたみたいな感じで終わっちゃうんだよね。ちなみに、最後のhimeちゃんパートと打ち上げ花火〜は、木村好郎。

あとは、結構、世界観の縛りが多かった。アルバムコンセプトの回収もそうだし、状況説明みたいなものも盛り込まないといけなくて。キム君からはイメージボードが送られてきたり、割と要件の多い作業でした。

要件多いのに、アートワークと関連づけたアイデアとか提案したりして(笑)。(採用されてるのでぜひ探してみてください。この場を借りて坪光君の弟にも感謝です。)

この曲、多分ここ数年で一番好きなワンラインが書けたんですけど。「二人は今夜、世界の秘密に触れるTONIGHT」ってとこ。なんか、書いてて自分でも良くわからず感動してしまったと言う。なんていうか、屋根裏部屋の宝の地図を見つけてしまったような、誰もいない学校に忍び込むような。そんなイメージ?うまく伝わらない。ここは、思い入れあったけどrisanoちゃんが自分の想像より素敵なテイクをキメてくれた。

サビのメロディ、決まったはいいけどメンバーのキーに合わせるのが大変で、坪光君がしっかりフォローしてくれた。すっごい安心感ある座組みでした。超感謝。この場を借りて坪光君ありがとう。コースケ君のアレンジもはじめて上がった時に驚いた。9拍子のアレンジ、さぞかし大変だったと思います。

これは、アルバム全体の説明にもなっている曲なので、シン・リリカルスクール:||って感じで考察して欲しいです(笑)。考察して欲しいから、細かく書くと興ざめしちゃうと思うので、これくらいにしておこう。

変拍子の参考に聴きまくった、大好きなNATSUMENの動画貼っておきます。サイコー。

↑ASEさん、Tシャツエヴァ?笑

なんにせよ、ぜひぜひ、リリスクのアルバム聞いてみてくださいませ。最初から最後までマジで名曲揃いなので。できればフィジカルでアートワーク眺めながら聞いたりすると、面白いと思います。

打ち上げしたいぜっていうのと、ライブ見たいぜって感じです。ひとまず、おつかれさまでした。

良い曲だ、良い記事だと思ったらサポートをお願いいたします。次回の制作費にいたします。