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男性の精子数の半減は何が原因なのか❓〜ファストフードの8割に有害化合物が混入(ジョージワシントン大学調べ)〜自給自足カレッジ118

ジョージ・ワシントン大学(George Washington University・米)の研究チームは2年前、有名ファストフード店の約80%のメニューから、ゴム手袋やシャンプーの製造に使用される有害化合物「フタル酸エステル」が検出された、と発表しています。

フタル酸エステルは環境ホルモンの一種とされ、人や野生生物の内分泌作用を攪乱し、生殖機能阻害、悪性腫瘍等を引き起こす可 能性がある化学物質だと言われています。

世界的に精子の数が減少している

生殖危機〜化学物質がヒトの生殖能力を奪う〜
という本がありますが、そこには下記のような記述があります。

●精子存亡の危機がもたらす恐怖

二〇一七年七月下旬、世界中のあらゆる報道機関がヒトの精子数の現状に取りつかれたかのようだった。サイコロジートゥディ誌は「なくなる、なくなる、なくたった? ヒトの精子数が急減中」と叫び、BBCは「精子数の急減が人類を滅亡させるかもしれない」と言い放ち、フィナンシャル・タイムズ紙は「精子数急減により、男性の健康に『緊急の警鐘』が鳴りひびく」と報じた。一か月後には、.ニューズウィーク誌がこのテーマについて「誰がアメリカの精子を殺しているのか?」と題した大型の特集記事を掲載した。
研究評価の指標であるオルトメトリクスの二〇一七年のレポートによれば、同年末にはこのような特集さらに世界中の他の数百の特集の引き金となった私の科学論文 『精子数の時間的傾向:系統的レビューおよびメタ回帰分析 (Temporal Trends in Sperm Count: A Systematic Review and Meta-Regression Analysis)』 の影響度のランクが、世界中で発表され、参照された全科学論文中で二六位となった。
これはまさに急落する音が世界中にとどろいたということである。
このごろでは、私たちの知っている世界はワープする速度で変化しつつあるようにも感じられる。
人類の置かれた状況についても同じことがいえるだろう。 過去四〇年で精子数が五〇パーセントも急減したというだけではない。この驚くべき減少率は、その傾向が続くなら、人類が人口を維持できなくなるということでもあるのだ。共同研究者のハガイ・レヴィン医学博士が問うように、「将来なにが起こるのだろうか――精子数はゼロになるのだろうか? この減少が人間という種の絶滅につながる可能性はあるのだろうか? 人間による環境破壊と結びつけられることも多いいくつもの生物種の絶滅を考えれば、確かにありうることである。そのようなシナリオの可能性が低いとしても、その恐ろしい意味あいを考えれば、減少を防ぐために私たちは全力を尽くさなければならない」。
西洋諸国で生じつつある精子数の減少に歯止めがかかっていないことから、このシナリオは特に気がかりである。その減少は急激で大幅かつ持続的であり、弱まる気配がない。 デンマークの研究者で医師でもあるニルス・スキャケベク博士は、精子数減少に環境要因が果たす役割に科学界の目を向けさせた最初の人物だが、彼が語るように、「これは不都合なメッセージだが、人類という種は脅かされているのであり、これは私たち全員に対する警告ととらえるべきだ。

以上、上記の本よりの抜粋。〜

精子数の減少については、様々な論文が出されて、学会でも様々な意見が交錯しているようですが、環境ホルモンと生殖機能の関係性にフォーカスした研究は、様々な角度からされるようになってきています。

特に妊娠時期に過大な環境ホルモンを摂取すると、様々な問題を胎児の将来に引き起こすとされています。

日本では、欧米に比べて、食品添加物等の使用に関しては、かなり緩めの規制となっており、コンビニやスーパーで売られているもので、カタカナ名の化学物質が使われていない加工食品を見つける事はなかなか至難の技になっています。

食品のみならず、空気中に漂う化学物質を問題視する記述も見られます。

これからの時代は、何を食べて、どこに住むのか、で自分の子孫の継続性が変わってくるのかもしれません。

自給自足カレッジでの一風景

自給自足カレッジでは、自分で自分の食べ物を育てる事を勧めています。それも無肥料無農薬で。

次世代へ人間が住める地球環境を残す為に何ができるのか。

是非一度、自給自足カレッジの無料体験会にお越しください。

7月以降でも、第一第三週の週末(土曜日曜)に開催されています。

次回以降では、

7月・・・ 15日(土)・16日(日)
8月・・・ 5日(土)・6日(日)・19日(土)・20日(日)
9月・・・ 2日(土)・3日(日)・16日(土)・17日(日)
10月・・・7日(土)・8日(日)・21日(土)・22日(日)


今まで経験した事のない新たな経験や発見があるものと思います。

下記は、自給自足カレッジの紹介ビデオです。
見ていると気持ちが何となく穏やかになるので見てみてください。

YouTube動画(3分)

https://www.youtube.com/watch?v=N66HzZV7Td0

体験会等について詳しくは、下記のホームページをご覧ください。

https://self-sufficient-life.jp

自給自足カレッジ
小柴正浩

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